東京餃子通信編集長の塚田です。
大阪餃子通信のレポートによると関西では餃子の新店ラッシュの様ですが、首都圏でも餃子の新店がどんどん生まれてきています。
今回ご紹介するのは荻窪にできた餃子の専門店「餃子の花は咲く」。
こちらは讃岐うどんの人気店「花は咲く」の荻窪店が9月に餃子専門店にリニューアルして生まれた新店。
「花は咲く」の新中野本店は食べログのうどん部門の100名店にも選出されている実力店。
餃子も小麦を使う麺類の仲間なので期待値が上がっちゃいますね。
荻窪駅の南口を出て、仲通り商店街をずっと歩いていくと5分ぐらいでお店に到着します。
餃子は冷凍生餃子も販売している様子。
そしてこちら「餃子の花は咲く」のテーマは「発酵」。
いわゆる腸活。
餃子を食べて身体の中からキレイになろうというコンセプトの様です。
3人で来たので餃子を20個。
そして発酵食品の代表格「キムチの盛り合わせ」、ドリンクを注文。
1軒目でビールを飲んできたので、2軒目のこちらではレモンサワーを注文しました。
キムチの盛り合わせが来ました。
白菜の他に、アボカドやゴボウ、チーズとちょっと変わったキムチがあって面白い。
トマトのキムチもあったので追加オーダー。
これも珍しいですが、かなり美味しかったです。
レモンサワーとキムチで餃子の焼き上がりを待ちます。
しばらくして丸皿にドンとのった餃子が登場。
タレのトッピングもあったので、大根おろし、麻辣ダレ、つぶしにんにくも追加しました。
この餃子の盛り方は良いですね。
餃子の焼き面の形は丸っこくてホワイト餃子を彷彿させますね。
油多めでサクサクっとした食感に焼き上げています。
焼き方もかなり研究されているのが伝わってきます。
包み方もホワイト餃子に似てますが、比較すると皮は少し薄めです。
餡には豚肉の他にソイミートや発酵野菜や大麦が練り込まれている様です。
味付けは意外とさっぱり。
毎日とは言いませんが、かなり高頻度で食べても飽きない味付けですね。
持ちかえり餃子に力をいれているだけあって、家庭で普段使いできる感じの餃子ですね。
肉汁系の餃子とは一線を画していて興味深かったです。
トッピングで味変をしていくのも良かったです。
まずは大根おろし。
揚げ焼き気味の餃子をさっぱりさせてくれます。
同じ餃子でも大分印象が変わります。
続いて麻辣ダレ。
大根おろしの逆でかなり濃い味付け。
花椒の香りが良い刺激になってます。
つぶしニンニクはそのままだと私にはきつかったので、麻辣ダレにちょっと混ぜてみました。
更に粗挽きコショウも振りかけて、麻辣ダレを勝手にアレンジ。
これが良い感じの仕上がりに。
タレの刺激も増してお酒をどんどん進めてくれます。
せっかくなので締めにうどんを食べようと思って店員さんに訪ねると、こちらのお店ではうどんは出していないそうです。
代わりにラーメンと汁なし担々麺があるとのこと。
麻辣ダレが美味しかったので担々麺を注文しました。
出てきたのは四川風の汁なし担々麺と台湾まぜそばの間ぐらいのイメージ。
餃子もそうですが、汁なし担々麺もこのお店を始めるにあたって商品開発したんでしょうね。
週に一回はこの餃子を食べてほしいというのがお店の想いとのことなのですが、確かに繰り返し食べたくなる餃子でした。
近くに合ったら通えるので、横浜方面にも是非進出してほしいですね。