東京餃子通信編集長の塚田です。
前回に続いて東京から餃子の新店情報をレポートします。
今回向かったのは中央線の西国分寺駅。
中央線は何度も乗ってますが、西国分寺駅に降りたのは人生で初だと思います。
ここ中央線と武蔵野線との乗換駅なんですね。
駅を出て武蔵野線のガード下をくぐり、マンションが立ち並ぶ中を進んでいくと「餃子名店 千晴」の立て看板を発見。
手作り餃子が主でたこ焼き・やきとりあります
と書かれています。
餃子名店と銘打っておきながら、たこ焼きとやきとりにも手を出している様です。
夏場は天然氷のかき氷も出していたようです。
わざわざ天然氷を使うなんて店主さんのこだわりが強そうですね。
お店に近づいてみると、ぎょうざ、たこ焼き、やきとり、かき氷それぞれのこだわりが記されてました。
ただTwitter情報によると春まではうどんとたこ焼きの店だった様子。
こだわりが強い様でフットワークも軽い。
半ば迷走気味ですがこういうの好きです。
同じ西国分寺駅周辺で「千」の字がつく居酒屋やお好み焼き屋さんをやっているお店の支店の様ですね。
んで、西国分寺の千晴さん。
— am0_tyourou (@am0_tyourou) August 15, 2020
うどんとたこ焼きの店、って書いてあってカオスだなーと思ってたんだけど、今日初めて入ったらパスタと焼鳥と餃子とたこ焼きのお店になってた。 pic.twitter.com/8qeQTZrTwy
店内はイベントスペースのようなカジュアルな雰囲気で結構広くて20~30席は有ります。
恐らく何かの店舗の居抜きなのだと思われます。
店員さんは一人で厨房もフロアも切り盛りされてます。
このため、オーダーは入り口で食券を買って入るスタイルになってます。
餃子とビールのセット(980円)があったのでこちらを注文。
餃子は一口サイズと普通のを選べます。
あとたこ焼きとつくねも追加しました。
とりあえずビールを飲みながら料理を待ちます。
カウンターの奥の厨房を見るとたこ焼きの焼き機がずらっと並ぶ横に餃子の焼き機が並んでいます。
まずはたこ焼き。
銅板でふわっと焼いた大阪スタイルのたこ焼き。
一緒に行った関西出身の人に教えてもらったのですが、大阪には銀だこの様なカリカリに揚げ焼きにしたたこ焼きは無いらしいですね。
中はトロトロの熱々。
ハフハフ言いながら食べたのですが、熱くて最後はビールで口の中の熱を除去。
続いてつくね。
結構大きめで食べ応えあり。
軟骨が入っているのでコリコリっとした食感があります。
続いてひとくち餃子の登場。
こちらも大阪スタイルのひとくち餃子。
薄めの皮を使いカリカリに焼き上げてあります。
これは完全におつまみ。
昼から食べるものじゃないですね。
ビールが無くなってしまったのでお替り。
餃子の餡には辛味がなかったのでラー油を投入。
ラー油というかごま油で炒めた唐辛子ですね。
旨味と辛味が足されるのでラー油を足すのはおおススメです。
続いて普通サイズの餃子が登場。
全ての料理にキャベツと味噌が添えられてくるのですが、これが良い箸休めになります。
餃子は丸みを帯びていて底面が広く取られています。
焼きムラは多少ありますが、これくらいは許容範囲。
ヘルシー志向で焼くときにオリーブオイルを使っているとのこと。
餡は豚肉がしっかりと入っていて食べ応えがあります。
通常サイズの餃子には餡がたっぷりと包み込んでいます。
下味がしっかりしていてそのまま食べても美味しかったですが、後半は先ほどのラー油入りのタレで辛味を追加。
結局ビールだけでは足りず昼間から焼酎水割りに手を出してしまいました。
メニュー構成は節操がない感じでありながら、料理にはこだわりも感じさせる面白いお店でした。
美味しけりゃ何でもOKってのは良いですよね。