東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年末に久しぶりに恵比寿の「大豊記」を訪問してきました。
以前は恵比寿に2店舗だけだったのですが、その後支店も増え現在では都心部を中心に8店舗にも増えていていました。
勢いがありますね。
本館の場所は以前と変わらずでした。
数年ぶりの大豊記だったのですが餃子のメニューがかなり豊富になっていました。
焼餃子が4種類、蒸し餃子が2種類。
咸水角(ハムスイコー)もありました。
同行者がいたので餃子類を一通り注文してビールで乾杯。
大豊記の餃子は大き目で焼くのに時間がかかるのでそれまでは前菜の盛り合わせでつなぎます。
クラゲに蒸し鶏、ピータン豆腐。
ピータン豆腐に生姜が乗っているのが良かったです。
最初に来たのはフカヒレ入り蒸し餃子。
細かく刻まれたヒダがきれいですね。
続いて蝦餃。
ぷるぷるっとして透明感のある澄麺皮。
海老の甘みがする餃子でした。
続いて餅米五目揚げ餃子。
広東料理で言う咸水角(ハムスイコー)です。
表面はサクッとしていて内側はしっとりとした皮の中には熱々の餡が包まれていました。
蒸し餃子に蝦餃に咸水角と広東料理の点心の定番の品が食べられるのは嬉しいですね。
ここでドラゴンハイボールにチェンジします。
ここ何年かこの飲み方にハマってます。
そしてメインディッシュの焼き餃子の盛り合わせ。
手前から時計と逆回りに恵比寿餃子、海鮮海の幸餃子、国産牛肉餃子、鮪アボカド餃子の順に並んでいます。
真ん中のわさびは鮪アボカド餃子の薬味として使うそうです。
特製の食べるラー油も出してもらいました。
まずは元祖恵比寿餃子から頂きます。
焼き加減はほぼ完ぺきな状態。
底面が広くとってあり、カリッと焼かれているのがポイント。
箸で持ち上げるとずっしりとした重さを感じした。
一般的な餃子の倍以上の重さは有ると思います。
大判の皮を使ってひだは細かく包むことで、餡をたっぷり皮の中に閉じ込めています。
皮は厚めでモッチリとした食感が感じられます。
皮に包まれた餡は豚肉比率がかなり高め。
イベリコ豚と国産豚をブレンドしているそうでかなりジューシーです。
この餡の旨味をギュッと閉じ込めるには、あれぐらい厚めでしっかりとした皮が必要なのでしょうね。
餡の下味がしっかりしているのでタレは不要です。
続いて海鮮海の幸餃子。
海老の他にイカやホタテなどなど海の幸が満載の餃子。
かぶりつくと海鮮の風味が口の中に広がります。
辛味をちょっと足すために食べるラー油もちょっとたらして食べました。
食べるラー油となってますが、しっかりとした辛味を感じます。
ドラゴンハイボールはこの辺でお替り。
こちらは国産牛肉餃子。
この餃子もずっしりと重いのですがこの中に国産牛肉を使った餡がパンパンに詰め込まれています。
もっと牛肉の主張が強いかと思いましたが、牛肉の旨味と野菜のバランスがうまく取れてます。
スパイスが効いていてお酒が進む餃子ですね。
ラストの緑色の餃子は鮪アボカド餃子。
この日食べた餃子のなかで私のイチオシはこちらでした。
餡は鮪とアボカドなのでかなりヘルシー。
わさびとの相性も良く、和を感じる餃子です。
魚の餃子と言っても鮪にアボカドを加えているのでうま味とコクはしっかりとしていました。
魚の餃子は他ではなかなか食べられないので嬉しいですね。
最後は食後の甘味ということでゴマ団子を頂きました。
こちらも表面サクサクに仕上がっていて美味しかったです。
緊急事態宣言が出てしまったためお店でゆっくり餃子とお酒を堪能することが難しくなってしまいましたが、大豊記の焼き餃子4種は冷凍餃子として公式オンラインショップからお取り寄せできるそうです。
皮が厚めなのでご自宅でも比較的簡単に焼けると思うので気になった方はお取り寄せで試してみてください。
恵比寿餃子 大豊記 本館 (餃子 / 恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅)
夜総合点★★★★★ 5.0