東京餃子通信の編集長の塚田です。
ふるさと納税の限度額もリセットされたので、まだ食べたことのない餃子をもとめてふるさと納税関連サイトを探索していたところ気になる餃子を発見。
熊本県人吉市の「松龍軒の楽焼」。
このカリッとした焼き加減の餃子の写真に一目ぼれしました。
熊本県人吉市といえば昨年の水害で大きな被害を受けた地域。
ふるさと納税で少しでも復興の足しになればうれしいと思い、即決で納税を決定。
2週間ほどして冷凍の「松龍軒の楽焼」が届きました。
餃子と一緒に大きなボトルに入った餃子のたれと一味唐辛子もついてきました。
餃子の量に対してたれの量がかなり多い。
ふるさと納税を申し込んだ際には気づかなかったのですが「楽焼」は、なんと水も油も不要。
味の素やイートアンドなどの大手冷凍食品メーカーではこのタイプの冷凍餃子が一般化してきましたが、地方のお店から出てくるのはすごいですよね。
水も油も不要な秘密はこちら。
冷凍餃子の裏側に何やらそれらしきものが張り付けられています。
油と水分が固められたものなのでしょう。
冷凍前に加熱もされている様です。
餃子同士がくっついているのではがれたときに穴が開かないようにそっとフライパンに乗せます。
タイマーを5分にセットしてスタート。
蓋をして弱火で焼くだけです。
5分たったので完成!
と思って蓋を開けたのですがまだ皮の一部が火が通っていない感じ。
一度蓋を開けてしまい蒸気も飛んでしまったので両面焼きにして仕上げることにしました。
ご飯とみそ汁、たれもセットして餃子定食の完成。
最後に両面焼きにしたので皮にもちゃんと火が通りました。
心配な方は両面焼きがお勧めできるかもしれません。
超薄皮でパリッとした食感に仕上がっていました。
餡の具材はキャベツ中心でそこにニンニクが大量に入ってます。
かなりパンチが効いていて元気が出る餃子です。
最近は仕事の打ち合わせもリモート会議が中心になったため、ランチに心おきなく餃子が食べられますね。
たれの実力も確認してみましょう。
付属の餃子のたれはやや甘めの味付け。
九州のしょうゆがベースですね。
そこに一味唐辛子を大量投入。
これを餃子にたっぷり絡めます。
こんなに唐辛子を入れても不思議とあまり辛くありません。
辛さよりも旨味が足されるイメージです。
餃子のニンニクと唐辛子が合わさって旨味もパンチ力も倍増です。
こちらをご飯の上でバウンドさせて、ご飯と一緒にいただきます。
これはご飯泥棒。
何倍でも食べられますね。
そしてビールにも合いそう。
ランチタイムじゃなければ冷蔵庫から缶ビールを取り出してくるところでした。
パクパク食べていたら8個の餃子があっという間になくなってしまったので2回戦。
今度は餃子をならべ火をつけてから少量の水を足して蒸し焼きにしました。
するとどうでしょう、こんな感じにきれいに焼きあがりました。
皮の端までパリッパリ。
皮もちょうどよい感じに蒸しあがっています。
両面焼きも悪くはなかったですが、やはり皮の弾力も感じたいですよね。
火加減との兼ね合いもあるかもしれませんが、30ccぐらい水を足すといい感じに蒸し焼きになるかもしれません。
2回目の焼き加減はそれなりによくできたつもりですが、お店で焼かれた餃子の写真と比べるとまだまだですね。
特徴的な餃子だったので、熊本に行く際にはちょっと足を延ばして人吉まで行って現地で「松龍軒」の餃子を食べてみたいと思います。
通販に関しては、人吉の本店ではなく熊本市内にある店舗から購入できるようです。