東京餃子通信編集長の塚田です。
ようやく全国で緊急事態宣言が明けて餃子屋さんでビールが飲めるようになりましたが、まだまだ気軽にギョービーとはいかない雰囲気はありますよね。
コロナ禍の影響で「自宅で”餃子とビール”をもっと楽しみたい」と切に思う様になりまり、色々と試すようになりました。
今回はその中でも自信作「紅生姜餃子(改)」をご紹介したいと思います。
この「紅生姜餃子(改)」は以前から作っていた「鶏肉と紅生姜の餃子」をバージョンアップさせたものです。
以前作っていた餃子は餡のベースが鶏肉のみだったので、火を入れると固くなってしまうのが課題でした。
そこで、鶏つくねを柔らかくするためのレシピを色々と研究してたどりついたのがこちら。
鶏肉のつなぎにはんぺんと卵を使うレシピです。
お魚が苦手な方は、はんぺんを木綿豆腐に代用してもOKです。
それから試食会の反応で紅生姜をもっと強くしてほしいという意見があったので、紅生姜比率を大幅にアップしています。
ざっと今回作った紅生姜餃子の材料を紹介するとこんな感じになります。
家で作っている餃子のレシピなので、計量はかなりアバウトなので好みに合わせて適度に調整してください。
材料(20~25個分)
- 鶏もも肉のひき肉 120g
- はんぺん 半分 50g(木綿豆腐でもOK)
- たまご 1個
- 紅生姜50g
- ねぎ25g
- キャベツ100g
- 餃子の皮(薄め、通常サイズ)
- ほんだし 小さじ1
- 醤油 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 水 15㏄
作り方は超簡単です。
はんぺんを袋に入れたままぐちゃぐちゃとつぶします。
木綿豆腐を使う方は水抜きをしてからつぶします。
調味料と鶏ひき肉、はんぺん(木綿豆腐)を練りこみます。
水もこちらに入れてしまってOKです。
練りこんであげると肉が水分を吸ってくれます。
ここい玉ねぎを投入すればベースの餡が完成。
紅生姜、ねぎ、キャベツはそれぞれみじん切りにします。
キャベツとネギは、水分絞らずそのまま使います。
紅生姜は市販のものを使っているのですが、ちょっと塩気が強すぎる感じがしたのでみじん切りにした後に漬け汁を軽く絞っています。
味付けをした鶏肉餡に野菜を軽く混ぜれば完成。
後は包むだけです。
簡単でしょ?
餃子の皮は、通常の餃子ではやや厚めのものを使うのですが、今回はビールに合う餃子と言うことで、薄めの皮を選択しています。
つまみと言う役割を考えると、厚皮でお腹にたまる感じの餃子よりは、軽くスナック感覚で食べられる餃子を目指しています。
後は通常の餃子と全く同じ工程。
餃子の皮で包んで、、、
フライパンで蒸し焼きにするだけ。
皮が薄めなので、餡の野菜や紅生姜が少し透けて見えますね。
カリッと焼き上げれば完成です。
本当はサクッと軽めの食感を演出するために揚げ焼きに仕上げたいところだったのですが、油がもったいなくて普通の焼き方にしてしまいました。
改めて試食をしてみました。
作る前から分かっていたこととはいえ紅生姜はビールに合いますね。
紅生姜を増量したのは大正解。
そしてつなぎのはんぺんと卵が良い仕事をしています。
格段と餡の食感がふんわりとした感じになりました。
餃子→ビール→餃子→ビールの無限ループ状態。
この一皿でビール3杯は飲めちゃうのですが、餃子がなくなると追加は自分で焼かなくてはならないので自制がかかります。
この紅生姜餃子、居酒屋で出てきたらヤバいですね。
そのまま食べても美味しかったのですが、自宅にレモンがあったのでレモン汁+コショウのタレで食べたら更にビールが進む味に変化しました。
この紅生姜餃子は自分でもかなり気に入ったので、たくさん作って冷凍庫にストックしておきました。
餃子とビールが好きな方には是非お試しいただきたいレシピです。
ちなみにハイボールや焼酎も試しましたが、ビール以外のお酒との相性もバッチリ。
コロナ禍のなかでも自宅でのお酒が進む、罪な餃子を作ってしまったかもしれませんね。