東京餃子通信編集長の塚田です。
12月初旬に鎌倉散策に行ってきました。
建長寺から天園ハイキングコースを歩いて紅葉狩り。
お天気も素晴らしく滅茶苦茶きれいでした。
散策前の腹ごなしにと鎌倉駅近くにある餃子専門店「山本餃子」を訪問しました。
鎌倉駅からは徒歩3分ぐらいのところにあります。
緑基調の柔らかい雰囲気のお店で、女性でも気軽に入れそうな餃子店です。
ちなみにこの時間は私以外のお客さんはすべて女性でした。
営業時間は12時~19時と短め、特に日曜日は15時までの営業なので注意が必要です。
焼き餃子の他に不定期で水餃子も出している様子。
店内はカウンターのみ7~8席ぐらい。
女性店主さんお一人で切り盛りされていました。
鎌倉らしく(?)色々なオブジェが飾られているなか上の方にオレンジの懐かしいやつが立っていました。
ベンキマンのキン消しです。
懐かしいなぁ。
でもなんでベンキマン??
それはさておきメニューを再チェック。
この日は鶏肉と柚子の水餃子が出されていました。
焼き餃子と水餃子を1人前ずつ注文。
ヒグラシ文庫という鎌倉で人気の立ち飲み屋直伝のレモンサワーがあったのでこちらも注文。
キンミヤベースの強炭酸でレモンの酸味も強く感じられるすっきりとしたレモンサワーでした。
これは餃子にも合いそうです。
卓上の調味料はお酢、醤油他に黒酢や花椒がたっぷり沈んでいるラー油が用意されていました。
まずは焼き餃子。
丸みを帯びたぷっくりした感じの餃子です。
やや薄焼気味に仕上げてあります。
餃界では超人気の製麺所「邦栄堂製麺」の皮を使っているとのこと。
伸びる皮をつかって餡をたっぷりと包み込んでいます。
やや厚めのモッチリした皮の中に包まれているのはキャベツと白菜、ネギといった野菜類と豚肉のバランスのとれた餃子餡。
香味野菜は控えめで素材の味を活かしたシンプルな味付けです。
お酢と醤油を1対1の割合で作った私的にはやや濃いめの酢醤油に花椒が香るラー油を多めに足してみました。
ラー油の爽やかな香りが餃子の味を引き立ててくれます。
レモンサワーにもよく合いますね。
続いて水餃子。
餃子の上からゆずの皮が散らしてあります。
食べる前から柚子の良い香りがします。
女性ならではの感性を活かした餃子ですね。
包み方は焼き餃子と異なります。
ヒダの無い二つ折りです。
餡は鶏肉と白菜がベースとなっているのですが、コリコリっとした鶏軟骨の食感も感じられます。
そして口から鼻に抜ける柚子の香りが良いですね。
香酢がオススメとのことでしたので、後半は黒酢とラー油を少々かけていただきました。
香酢と花椒と柚子の香りが合わさりとっても爽やかな餃子でした。
焼き餃子も水餃子も余計なことをしないシンプルかつヘルシーな餃子で、女性に人気なのも納得です。
個人的には水餃子がとても気に入りました。
昼から餃子を肴にレモンサワーを呑んでリラックスした気分を味わえるステキなお店なので、鎌倉に行った際には是非立ち寄ってみてください。