東京餃子通信編集長の塚田です。
池尻大橋駅近くにあった「包」が作年リニューアルをしたとのことで友人を誘って訪問してきました。
リニューアルオープンは2021年3月。
お店で皮伸ばしをするスタイルの本格餃子「包」として生まれ変わっていました。
公式ホームページによると、中野坂上のある天鳳という中華料理店の創業者の息子さんが始めたお店が包なのだとか。
天鳳は大衆向け中華のお店と書かれていましたが、今では業態を少し変えて中華居酒屋っぽいお店になっている様です。
tabelog.com
お店は池尻大橋駅から国道246を渋谷方面に数分歩いたところ。 赤い看板が目印です。 入り口脇には皮伸ばしのブースがあり、お姉さんが目の前で皮を伸ばしといる様子が見ることができます。 こういうデモンストレーションは良いですよね。 我々が到着したのは週末の18時前で、そのタイミングでは空席もあったのですが、あっという間に満席に。 外には持ち帰り餃子を待つお客さんも並び始める人気っぷり。 リニューアルは成功している様子です。 餃子は本格手打餃子と薄皮餃子がそれぞれ焼きと水で提供されています。 本格手打ち餃子というのが表でお姉さんが作っていた餃子です。 本格手打焼餃子と本格手打水餃子を注文しました。 餃子はニラとニンニクなしも選べたのですがありを選択しました。 作っているところを見る限りかなり大きな餃子だったので調理時間がかかるのは想定内。 ジャスミンハイで喉を潤しながら餃子が焼き上がるのを待ちます。 ジャスミンハイのとりあえずのお供ということでザーサイを注文。 10分ほどして焼餃子が運ばれてきました。 通常の餃子の3倍位ありそうなジャンボサイズの餃子です。 このサイズの手作り餃子が5個580円というのは、かなりリーズナブルな価格設定ですね。 柔らかめのしっとりした感じの皮。 焼き面はサクサクとした軽めの食感です。
餡はジューシーなのですが量がやや少なめ。 皮の存在感に餡が押され気味ではあります。 手作りの皮を食べさせることに主眼を置いた餃子だと思いました。 皮に対して餡の存在感が弱いのでタレで味の調整を指定見ました。 酢醤油に特製の食べる辣油をタップリ。 皮にタレをしっかり付けていただきました。 辣油の辛さはそれほど強くないので、餃子に辣油をちょい載せして食べても美味しかったです。 味噌だれも用意されていたので、こちらも試してみました。 食べる辣油ではなく、普通の辣油を調合してタレを完成させます。 こちらもタップリ付けていただきました。 濃いタレを付けたほうがこの餃子は活きますね。 続いて水餃子。 これまた大きなサイズです。 焼き餃子とは包み方も異なり、本格的な雰囲気を醸し出しています。 おそらく皮と餡は焼きも水も共通だと思われるのですが、この皮も餡も茹でたほうが美味しいですね。 水餃子の方が皮と餡のバランスが取れている感じがしました。 中国では水餃子は皮を食べる麺類の一種として食べられていますが、包むの餃子も皮を楽しむための餃子として設計されているんでしょうね。 焼餃子も水餃子もサイズが大きいので、どちらを食べるか悩んだら水餃子をお勧めします。 リーズナブルな価格でジャンボサイズの手作り餃子が食べられるのはかなりお得だと思いました。 機械包みの冷凍餃子を出すお店が増えているなかで、この様なスタイルの餃子店は特徴が出しやすいと思うので、是非頑張ってもらいたいともいます。