東京餃子通信編集長の塚田です。
徳島県を中心に四国中国地方で無人餃子販売店「餃子 香月」の運営会社である株式会社ふじやの方からご連絡いただき試食をさせてもらうことになりました。
通販を始めるとのことで、全国でもこの餃子が手に入るようになりました。
「ふじや」はもともと和食店から始まり様々なジャンルの飲食店を店舗展開されてますが、うどん専門店も出していて小麦の扱いには長けているのだそうです。
今回、試食用に送ってもらったのはニンニク餃子と生姜餃子の2種類。
通販ではセットになって販売されてます。
厚さ0.5mm超薄皮を使っているそうです。
冷凍餃子の状態でも皮の薄さが分かりますね。
薄い皮の冷凍餃子ができるいうのも冷凍技術の進化なのでしょう。
ちなみに、公式Webサイトには「職人が作りたての生餃子を冷凍して」と書いてありますが、機械で包まれていました。
手包みとは書いてないので誤った情報ではないですが、気になったので記しておきます。
専用のタレも付いてました。
丁寧に書かれた焼き方の案内が入ってました。
ポイントは熱湯の準備と香り付けのごま油の様子。
円盤型に少し隙間を開けて並べます。
火をつけたらすぐに熱湯を投入。
熱湯を使うことですぐに水蒸気になり、薄い皮でも伸ばさずに焼くことができます。
蓋をして4~5分ほど蒸し焼きに。
フライパンの中のお湯が全て蒸発したら、ごま油で香り付けをして焼き色をつければ完成。
薄皮の冷凍餃子って焼くのが難しいのですが、合格点レベルには焼けたんじゃないでしょうか。
薄皮なのでパリッと焼けますね。
ちゃんと皮に弾力も残っています。
スーパーで売っている冷凍餃子だとなかなかこの触感にはならないので、無人販売店の冷凍餃子としては皮へのこだわりは良い差別化ポイントなのかもしれないと思いました。
餡は豚肉とキャベツが主体のシンプルな具材。
にんにく入りはにんにくに頼る感じではなく、しっかりと下味をつけてありました。
最初のひと口はタレを付けないで食べることを推奨されてましたが、たしかにタレなしでも物足りなさは感じませんでした。
生姜餃子の方は、ほのかに生姜が香る感じ。
にんにく入りの餃子に比べるとかなり優しい味付けです。
個人的な好みとしてはもう少し生姜が効かせてほしいと思いました。
専用タレにつけて味を調整するのはお好みで。
しょうがの方が優しい味なので、タレとの相性は良さそうでした。
無人販売店で手軽に冷凍生餃子が手に入るというのは、便利な世の中になりましたね。
店舗情報は公式サイトに掲載されているので、お近くで見つけたら是非試してみてください。