東京餃子通信編集長の塚田です。
以前、テレビ番組でお取り寄せ餃子No.1決定戦なる企画で1位になった「ニューハルピン」の餃子をお取り寄せしました。
上越市にある「ニューハルピン」は餃子やラーメンの企画よりもバイク関連の企画で、メディアにはよく出る、ライダーの聖地的な存在のお店です。
店主のカサハラさんが一人で手作りをしているという冷凍餃子は、人気が出すぎて今では1か月待ちになっています。
注文から約1か月後、ようやくニューハルピンの餃子が届きました。
見るからに手作り感のある冷凍生餃子です。
餃子の周りには何やら氷のようなものが付いています。
実はニューハルピンの餃子は、なんと水と油がいらない冷凍餃子なのです。
更には大手食品メーカーの水と油がいらない冷凍餃子とは異なり、加熱していない冷凍生餃子。
生冷凍のため、蒸し焼きにするためのたくさんの水分が必要になり、かなり大きめの氷が土台になっています。
餃子は従来の製法で皮から手作り。
手作りで、大手メーカーの技術力への対抗を試みるのがすごいですね。
凍ったまままの餃子をフライパンに載せて蓋をして強火にかけます。
見る見るうちに氷がとけて蒸し焼き状態に。
6分ほどで水分が飛ぶので、あとは焼き色を付ければ完成。
皮も良い感じの蒸し具合。
焼き色もきれいに仕上がりましたね。
初めてでも簡単に焼けちゃいます。
手作りの皮はサクッとした軽い食感。
皮の食感は柔らかめでしっとりとした口当たり。
小麦も感じられるとても美味しい皮です。
一旦冷凍しても、この皮の美味しさが保てているのは凄いですね。
カサハラさんの研究のたまものでしょう。
餡は野菜多めでザクザク食感と豚肉のねっとりとした食感を兼ね備えています。
野菜は白菜とキャベツを両方使っているそうです。
ニラとニンニク、生姜などで香りに加え五香粉がフワっと香ってくるのも良いですね。
餡の下味がしっかりついているので、そのまま食べて十分美味しい餃子ですが、後半は酢醤油を付けてさらに味を濃くして食べてみました。
さすがお取り寄せ餃子No.1に輝いた餃子。
味も食感もかなりの実力です。
冷凍してもここまで美味しいのですから、実際にお店で食べたらさらに美味しいんでしょうね。
機会を作って上越市の「ニューハルピン」を訪れてみたいと思います。