前回に引き続き、東京餃子通信では欧州餃子紀行をお届けです。
スペインの出張帰りにトランジットのためミュンヘンに半日滞在のチャンスがあったので、餃子的料理を求めて街に繰り出しました。
まずは餃子ではないですがミュンヘンの定番の朝食メニューの白ウインナーを食べました。
でっかいプレッツェルと白ウインナーをつまみに朝からビールというのがミュンヘン流とのこと。
この日は土曜日だったのですが、周りのお客さんも朝からビール。さすがビールの国ドイツです。
==== 続いてランチに念願の水餃子的料理のマウルタッシェンに挑戦。
マウルタッシェンはドイツの南部シュヴァーベン地方の郷土料理です。
というわけでミュンヘン中心街にあるシュヴァーベン地方料理の専門のRETTERにおじゃましました。
店構えはなかなかお洒落な作りで、そこそこよいお値段のするレストランです。
先ほど白ウインナーを食べたばかりだったので、こちらではマウルタッシェンのみを注文しました。
コンソメ風のスープの中に餡がパンパンに詰まった餃子が浮いています。
まず、このスープが美味しい。外がとても寒かったこともあるのですが、牛肉の旨味がギュっと詰まった風味のあるスープです。
皮の横の部分が開いているのですが、それ以外の見た目は完全に水餃子そのもの。
薄めの皮の中にタップリと牛肉ベースの餡が詰まっています。
餡には、牛肉の他に野菜や香辛料で香りづけがされていました。
これが何とも言えない風味を出しています。
今回のマウルタッシェンはコンソメスープに入っていましたが、ラビオリの様にソースをかけて食べたりもするそうです。
マウルタッシェンはとても美味しかったので、日本で食べられる店を開拓したいと思います。
ご存知の方がいれば、情報をよろしくお願いします。
欧州餃子紀行ドイツ水餃子編「マウルタッシェン!」
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