東京餃子通信編集長の塚田です。
かわさき餃子ってご存じですか?
餃子というとおとなりの蒲田のイメージに押されていますが、川崎市民が中華の外食をよく食べる(総務省家統計局計調査の結果)ということを背景に、平成19年に発足されたのが「かわさき餃子舗の会」です。
これまで東京餃子通信でも川崎駅周辺のお店を中心に紹介してきましたが、今回は新川崎駅にやって来ました。
駅から徒歩だと15分ぐらい離れた北加瀬の商店街の中にある「宝来軒」が本日の訪問先です。
==== 宝来軒は、この地で45年中華店を営む中華食堂です。
今のご主人が3代目。
かわさき餃子舗だけでなく、かながわサンマー麺の会にも所属しています。
両会を代表してサンマー麺と餃子をいただくことにしました。
まずはサンマー麺です。
神奈川県在住の方じゃないとなかなか馴染みはないと思いますが、横浜を中心に昔からサンマー麺という中華そばがあります。
とろみをつけたモヤシ炒めが上にのっているのが特徴。
醤油ベースのスープが多いですが、宝来軒はタンメン風のサンマー麺。
もちろんあんかけモヤシ炒めは乗っています。
続いて焼き餃子。
薄皮がウリのようですね。
若干こげ気味ですが、パリっとした焼き目です。
薄皮をしっかりと包んでいますね。
ヒダがとてもきれいです。
餡はオーソドックスな昭和の餃子。
豚肉、キャベツがベースでニンニクもしっかり効いています。
つけダレはお酢を多めに醤油とラー油を少々。
お酢を多めにすると、油に膜がはられるので、特に肉の味がわかりやくすなるんですよね。
ちなみに年齢が高くなるほどお酢を多めに入れる傾向があるようです。
(東京餃子通信調べ)
店を出てからかわさき餃子舗オリジナルの味噌ダレを出してもらうのを忘れたことを思い出しました。
これは大失態。
家も近いので、味噌ダレは次回試してみたいと思います。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
かわさき餃子舗の会から、創業45年薄皮餃子の宝来軒三代目
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