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【カナダ】バンクーバーのダウンタウン「漢記」で"Gyoza"が通じたよ

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日から続く北米西海岸の餃子探索の旅ですが、ロサンゼルスから一気に北上してカナダのバンクーバーにやってきました。

バンクーバーは、北米で一番中華料理の美味しい地域としても有名です。

1997年に香港がイギリスから中国に返還された際に、中国に移りたくない香港人が一気にカナダに移住してきました。

その多くがバンクーバー集まっているため、中華料理、特に点心の実力が高いのだそうです。



そんなバンクーバーの最初の食事に選んだのは、ダウンタウンにある「漢記」。
英語では、Hon's Wun-Tun House。雲呑のお店のようです。




店頭の看板には、本日のオススメとしてなんと焼き餃子の写真が掲載されていました。




地元民向けの食堂と思いきや、トリップアドバイザー他、色々ガイドの推奨店として紹介されているようです。




店内に入ると、当店キャラクターのHon's君(仮称)が、餃子を運んで出迎えてくれました。




Hon'sのイチオシメニューは鍋貼(Potsticker)です。

こちらでは、餃子の中身を豚、牛、鶏肉、野菜から選べます。さらに調理方法も焼き、水、蒸しと選べるようです。

せっかくなので変わったものをたべようと、牛肉の焼き餃子を注文しました。




こちらのPotstickerの横になんと、GYOZAの表記が。
GYOZAが日本以外でも通じるようになっているんですね。

鍋貼 = Potsticker = Gyozaですよ。




麺類もトッピングが雲呑、水餃子、肉団子、魚団子から選べます。
水餃子の麺を注文しました。




食事のお供は燕京ビール。
中国では、青島ビールよりもメジャーなビールです。




店内を見渡すと、焼き餃子の焼きコーナーに看板が出ています。
どうやらランチタイムは席でオーダーではなく、フードコートのように、各コーナーで欲しいものを注文するスタイルのようです。




先に水餃子麺がやってきました。
独特の食感の超細麺にサッパリした魚介風味のスープの組み合わせ。

このスープがかなり美味しかったです。




薄めで大きいの雲呑風の皮に包まれた水餃子。
かなりボリュームがあります。




中身は豚肉、えび、キクラゲ、タケノコあたりが中心。
かなりジューシー。

豚肉も粗挽きで肉の食感も感じながら、ぷりっとしたエビと、キクラゲのコリコリした食感がアクセントを与えています。

これは日本にあれば通いたいレベルです。




続いて焼き餃子の登場です。




ピンク色したお酢が添えられてやってきました。
甘みのあるお酢でした。




形は日本の餃子に近いものがあります。




そして両面焼きです。

焼く時に油を多めに使っているのか、ちょっとベタベタした感じになっていたのが残念。




皮もやや固めで厚目でゴワゴワしてます。
この辺も日本の餃子を食べ慣れていると違和感がありますね。

餡はほぼ牛肉のみ。
肉の味はするのですが、やはり少しもの足りません。

実力的には「GYOZA」は「餃子」のレベルにはまだ達していないようでした。




最後はお決まりのフォーチュンクッキー。
これは美味しくないので、私はいつも中身を見るだけです。

幸運のシャワーがやってくるって言うので期待しておきます。




GYOZAが海を渡っている事を確認できたことは大収穫。

雲呑風の水餃子麺も非常に美味しかったので、大満足のバンクーバーの最初の食事でした。
もう一日バンクーバーにいる予定なので、次はダウンタウンを離れてチャイナタウンを探索してみたいと思います。



東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!


tarekomi