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【浜松食べ歩きツアー6】浜松餃子の味の奥深さを「むつ菊」の手作り餃子で学んだ

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東京餃子通信編集長の塚田です。

浜松食べ歩きツアーも終盤に差し掛かってまいりました。

この2日間で、こちらの5店を食べ歩いてきました。
家族もこんな家族旅行によく付き合ってくれるものだと本当に感謝してます。
次に向かった餃子店は浜松でも老舗中の老舗。予約必至の超人気店です。

遠鉄の助信駅から徒歩圏内の住宅街の中に寂しく佇むこの建物が目的地の「むつ菊」です。
むつ菊 助信店
アクセス:遠州鉄道助信駅 徒歩3分
住所:〒430-0903 静岡県浜松市中区助信町41-27(地図

外には誰も並んでいませんね。



それもそのはず、並んでも食べることができないほどの人気なのです。
14時過ぎの時点でその日の餃子は全て売り切れ。

予約がなければ食べられません。



私はお土産用の生餃子を予約をしていたのですが、まだできていなかったので店内で待たせてもらうことにしました。

店内に入るとごま油の良い香りがします。

餃子は1人前10個で440円。

私はお土産用に特大26個を予約済み。



カウンターの中でお兄さんが一人で餃子を包んでいるのですが、ものすごく丁寧に包んでいます。
こんな丁寧に包んで10個440円って安すぎませんか?

奥ではお母さんがフライパン3台をつかって餃子を焼いています。

焼くときにはごま油を贅沢につかって底面を揚げるように焼き上げていました。


焼いているのを見ているうちに、店内で食べたかったのですが、お持ち帰り餃子の予約だったのでその場ではぐっと我慢。

女将さんに餃子の焼き方などのコツを教えてもらいお店を後にしました。




浜松から帰宅後、早速お持ち帰り餃子を開封。

ちょっと小さめで可愛らしく包まれた生餃子がずらっと並んでいます。

新聞紙に包まれているというのが、昭和の雰囲気を残していますよね。


女将さんのアドバイス通りに油をやや多めにつかって焼いてみました。

さっぱり目で食べたいときは、焼きはサラダ油でもOKとのことだったので、最初はサラダ油、香り付けにごま油をつかって焼きました。

もやしも一袋付けてくれたので、軽く茹でて添え物に。



特性の餃子ダレと辣油も準備完了。



まずは、そのままタレは付けずに食べてみました。

皮は柔らかめなのですが、焼き目の部分はしっかりとカリッとした食感になります。

野菜中心のさっぱり目の餡は、ものすごい深い味わい。
インパクトはないのですが、じわ〜っとごま油の香りと野菜の甘みが口の中に広がります。

にんにくは少し入っていますが、あまり気にならないと思います。

野菜比率が高いにもかかわらず、コクのある味付けはどう実現しているのか気になります。




二つ目は専用ダレを辣油を付けてみます。

タレは甘目のしょうゆ味。辣油はピリッと辛いのですが、唐辛子の旨味がかなり活かされています。
この辣油もかなりレベルが高い。

付けダレなしでも十分に美味しい餃子でしたが、タレをつけるとさらに旨さが増しました。

これで完成形なのですね。



生餃子なので、自宅で冷凍してしまうと味が落ちるため、その日のうちに食べてしまうことにしました。

2日間でさんざん餃子を食べ続けて来たにもかかわらず、まだ食べられます。

飽きが来ないのに、もの凄く美味いというのが正直な感想です。



今回は持ち帰りにしてしまったので、お店の焼きの感じに近づけたかどうかは微妙な所ではあります。

次回はお店で焼いた完全なむつ菊の餃子を食べたいと思います。


2日間の浜松食べ歩きツアーは、無事帰宅することができました。

今回は、浜松在住の東京餃子通信の読者の方の推薦などを元に6軒(うち1軒持ち帰り)を食べ歩くことで、浜松餃子への理解度がさらに深まったような気がします。

更に浜松餃子への興味が増してしまったので、また浜松遠征は実施したいと思いました。


これで今回の浜松食べ歩きツアーのレポートは終わりと思いきや、もう一つお土産餃子を仕入れてきたので、次回は番外編としてそちらをお伝えします。

お楽しみに!

むつ菊餃子 / 助信駅八幡駅



東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!


tarekomi