東京餃子通信編集長の塚田です。
友人から「ランチが超お得!」と、タレコミ情報をもらったので、麻布十番の四川料理の「瓢香(ピャオシャン)」に行って来ました。
元々は代々木上原にあった四川料理の人気店が数年前に麻布十番に移転をして来たとのこと。
外苑東通り沿いのビルの地下にあります。
入り口は普通の中華店とそれほど変わらない雰囲気です。
ランチタイムの「農家楽(ノンジャーラー)」麺セットがオススメだと聞いたので、今回はこれがお目当て。
瓢香の公式サイトにはこのような記載が。
「農家楽」とは・・・
中国で人気の「農家楽」。四川省成都が発祥とされ、 都市部の生活に疲れた人々が休日を農家で過ごす。 農村の緑に触れ、料理を楽しむことでリフレッシュする。
まだ化学調味料のなかった時代の昔の素朴な田舎料理を再現したということです。
温かいお茶が出されます。
可愛らしいデザインの急須です。
農家楽セットが運ばれてきました。
もちろんメインに選んだのは水餃子です。
メインの水餃子に前菜4種、スープ、ライスに漬物がついて税込み1200円。
この立地、このサービスと雰囲気を考えるとかなりお得に思えます。
餃子セットが無いラーメン店で、ラーメン+餃子頼むとコレぐらいの金額になってしまいますからね。
まずは前菜から。
ハチノスの四川風。
カシューナッツ。
ナスの黒酢あえ。
そしてよだれ鶏。
どれも四川料理にありがちが麻辣+化学調味料をつかったインパクト重視の料理とは対局の優しい味でした。
緑豆とカボチャのスープ。
これも優しい味で美味しい。
食物繊維が豊富に摂取できるようです。
そしてメインの羊肉水餃子。
つるっとした感じの手作り皮がそそられますね。
パクチーがどっさりと添えられてました。
パクチー好きにはたまらないかも。
また、ラー油がかなり独特。
あまり辛味が強くなく、優しい味。
極端な表現ですが、飲んでも大丈夫な感じです。
水餃子は、手作り皮にしっかりと餡が閉じ込められています。
モチモチ感はそれほど強くなく、つるっとした喉ごし重視の皮です。
そもそも水餃子は麺類ですから、喉ごし重要です。
餡は羊肉とパクチーが主体。
羊肉には、クミンなどのスパイスで風味づけがされていて、羊肉の臭みは上手く消されているので、羊肉が苦手な方でも大丈夫かも。
羊肉の旨みはしっかり感じられるので、羊肉好きにはオススメできます。
パクチーは多めに入っているのですが、香りはそれほど強くありません。
ちょっと物足りないぐらい。
物足りない方は添えられたパクチーを足して食べてみてください。
それでも結構マイルドな感じでした。
何も付けなくても美味しい水餃子でしたが、ラー油をたっぷり付けて食べると更に旨い。
辛くないので、餃子ダレの感覚でこれくらいつけても調度良いぐらいでした。
ランチセットではありますが、化学調味料が発明される前の四川料理を堪能させてもらいました。
この立地でこの雰囲気、この料理で1200円は、破格のお値段ですよね。
羊肉餃子も美味しかったですが、他の料理にも挑戦してみたいと感じさせてくれました。
ディナータイムはニラたっぷりの水餃子もあるそうなので、夜にも来てみたいところです。
飄香 麻布十番本店 (四川料理 / 麻布十番駅、赤羽橋駅、六本木駅)
今回もタレコミ情報で素晴らしいお店に出会えました。
東京餃子通信は、皆さんからの餃子情報が頼りですので是非タレコミをよろしくお願いします。