東京餃子通信編集長の塚田です。
珍しく丸の内で仕事の予定がはいったので丸ビルでランチを食べようと6Fのレストランフロアまで上がってきたのですが、すでにランチタイム終了後の14時半。
ほとんどの店が閉まっていたのですが、この時間でもやっている店のなかで気になるお店を発見。
博多ラーメンの「赤のれん」です。
博多麺房 赤のれん
アクセス:JR東京駅 丸の内口 徒歩2分
住所:〒100-6306 東京都千代田区丸ノ内2-4-1 丸の内ビルディング6F(地図)
約60年前に博多で窯焚きのとんこつラーメンを始めた、博多ラーメンの元祖とも言えるお店の暖簾分け店とのこと。
西麻布でとんこつラーメンの店をはじめて30年を超えるというので、東京でも老舗の部類ですよね。
赤のれんに興味をもったのは、ラーメンだけが理由ではありません。
自家製の水餃子と焼き餃子があったのです。
私の経験上、ラーメン店の中ではタンメン推しの店とならんで博多ラーメン店の餃子は美味しい可能性が高い傾向があります。
焼き餃子は17時からということなので、水餃子を注文しようとメニューを眺めていると。
お昼限定のサービスメニューの写真の中に水餃子が写っていました。
セットメニューの内容として明記はされていませんが、全てのセットに水餃子が写っています。
店員さんに確認をすると、水餃子が4つついてくるとのことだったので、高菜ご飯セットを注文。
ラーメン、高菜ご飯、水餃子のセットで1030円。
丸ビルという立地を考えればお得なセットではないでしょうか。
待っている間、赤のれんの歴史の勉強。
丸ビルの中に釜を持ち込んで、ここで豚骨を炊いているそうです。
ものスゴイこだわりですね。
5分程でセットが運ばれてきます。
餃子と麺はそれぞれ調理時間が違うのに、全て同時に出てくるのが嬉しいです。
しかし、ラーメンと水餃子と高菜ご飯って炭水化物取り過ぎですね。
メインの炭水化物のラーメンから。
スープはこってりしつつ、しつこさがなくて非常に美味しかったです。
続いて中継ぎの炭水化物は高菜ご飯。
この高菜はラーメンにも入れても美味い。
そして抑えの炭水化物は水餃子です。
非常に薄い雲呑のような皮に餃子餡が包まれています。
ややピリ辛のラー油と醤油が最初からかかっています。
皮はツルッとした喉越しで食感の主張は抑えめ。
餡は比較的豚肉が多めで、甘めの味付けがしてあります。
この甘めの味付けとピリ辛のタレのバランスが良いですね。
ラーメンの仕込みだけでも大変だと思うのですが、水餃子も丁寧に作られていました。
さらに形状の全く異なる焼き餃子もあるというのだから頭が下がります。
夜の時間はつまみ類も豊富なので、焼き餃子を食べながら軽く一杯という使い方も出来そうですね。
博多麺房 赤のれん 丸の内店 (ラーメン / 二重橋前駅、東京駅、大手町駅)
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!