東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、仕事の打ち合わせで三番町に行きました。
大妻女子大近くの高級住宅街を歩いていると、「光華亭」という中華料理店の前を通りました。
光華亭
アクセス:都営新宿線市ヶ谷駅A3口 徒歩6分
住所:〒102-0075 東京都千代田区三番町14(地図)
素通りをしようと思ったところ店の前の看板にはらていた一枚の記事に発見。
「秋元康の死ぬまでに食わねば」という雑誌企画の切り抜き。
後で調べてみたところ、FLASHの連載企画だったようですね。
事務所が近いらしく、よくスタッフの皆さんと食事に来ているそうです。
記事には、
ガツガツくらふ、日本の餃子と題して、「光華亭」の餃子が紹介されています。
秋元康さんはの餃子の好みは
本場・中国の本格的な皮がしっかりした厚いものも好んで、日本の家庭料理のような餃子が好きだ。とのことです。
秋元康さんがお気に入りと言っていた、熱海の「壹番」も、「恵比寿の安兵衛」も美味しかったので、こちらの餃子も旨いはず。
お昼の時間も近かったので早速店内に入ってみました。
が、しかし。
ランチタイムは、餃子はやっていないとのこと。
これは、よくあることなので気にしません。
この日は定食を食べて帰りました。
半月ぐらいたって、また半蔵門に来る機会がありました。
しかも、今回は夕方。
右の入口も左の入口も中はつながっているようです。
厨房の見える、右側に入ることにしました。
夜営業は、餃子セットなるものがあるようです。
餃子(500円)とおつまみとドリンクのセット。
餃子は、焼き餃子、辛〜い焼き餃子、水餃子から選べるとのこと。
この後、まだ仕事があったので、アルコールは控えて烏龍茶に。
おつまみは枝豆でした。
念願の焼き餃子の登場です。
薄焼き気味ですが、とても形がそろった美しい餃子です。
特筆すべきは、このヒダ。
餃子一つあたり9~10のヒダが均等についています。
ヒダを多くすることで餃子に餡をたっぷり詰めることが出来ます。
秋元康さんは「家庭料理のような餃子」と称していましたが、かなりの本格派。
高級中国料理で出てくるような風格を持つ餃子です。
皮はやや厚手で、しっかりしたタイプ。
おそらく強力粉を多めに使っていると思われます。
焼き目は薄いですが、カリッとした食感になっています。
皮の中にはよく練り込まれた餡がパンパンに詰まっています、
この餃子の皮の限界値に近いでしょう。
材料はオーソドックスで、キャベツ、ニラ、ネギ、ニンニクが少々。
隠し味にはオイスターソースを使っているとのこと。
肉汁は餡の中に閉じ込められていて、餡を噛みしめると奥からジュワ~っと肉汁が染み出てきます。
シンプルですが、丁寧に作れられているのがよくわかります。
店の雰囲気からの予想に反して、格調高い餃子をいただくことができて大満足。
一皿500円という餃子としては高めの価格設定にも納得です。
この餃子なら水餃子も絶対に旨いはず。辛〜い焼き餃子も気になるので再訪したいと思います。
何にしても、今回は烏龍茶との組み合わせだったので、次は餃ビーで行きたいですね。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!