東京餃子通信編集長の塚田です。
連日、関西の餃子めぐりレポートが続いています。
大阪餃子通信の本家特派員のオススメに従って、三宮一貫楼の次にやって来たのは、元祖ぎょうざ苑。
神戸の南京町のど真ん中にある餃子専門店です。
元祖 ぎょうざ苑
アクセス:JR神戸線元町駅 徒歩5分
阪神本線元町駅 徒歩5分
住所:〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通2-8-11(地図)
元祖ぎょうざ苑に来るのは3~4年ぶりぐらい。
こちらは、昭和26年に創業した超老舗店なのですが、神戸で味噌ダレ餃子を始めて出したお店として有名です。
店内にはなんと、餃子の王様ことパラダイス山元氏のサイン色紙がありました。
この時はサンタとしてやって来たようです。
私も多くの餃子店を巡っていますが餃子店でパラダイス山元氏の色紙を見つけたのは初めてかもしれません。
メニューには元祖ぎょうざ苑の歴史について詳細に書かれています。
味噌ダレ、手作り皮、隠し味の神戸牛、塩、そしてうま味調味料無添加、ピーナツ油を使うというこだわりの餃子。
そしてラー油も置かないことにもこだわりが。
これに関しては日本で唯一の存在だとか。
材料や作り方にこだわりぬいているだけあって、神戸の他の餃子専門店に比べるとやや高めの価格設定。
といっても一皿430円ですが。
今回は焼き餃子と塩にこだわっているという揚げ餃子を食べてみたいと思います。
餃子が焼きあがるまでに間は、味噌ダレの調合をしながら待つのが神戸流です。
味噌ダレに醤油とお酢を、そしてニンニクを少々足します。
比率は味噌2、醤油1、お酢1がオススメだとか。
私はサッパリ系のタレが好きなので、ややお酢を多めに入れてみました。
ビールと焼き餃子が先にやって来ました。
焼き目もきつね色で良い感じです。
手作りのモチモチ系の皮であることは見た目で伝わってきますね。
ヒダがないのは手作り皮の餃子の特徴。
まずは何も付けずにいただきます。
皮に弾力がありますね。
カリッとした焼面とモチモチした皮の弾力の組み合わせがとても良いです。
餡は肉が多めでジューシーかつ旨味が凄い。
この旨味の秘密が神戸牛なのでしょうか。
何も付けなくても十分に美味しい餃子です。
続いてたっぷりと餃子に味噌ダレを付けていただきます。
ラー油は入っていませんが、味噌ダレ自体に少しぴりっとした辛味があります。
やはり味噌ダレは必須ですね。
断然旨くなります。
続いて揚げ餃子の登場です。
焼き餃子と包み方が少し異なりますね。
底面を作らずに平べったい感じです。
揚げた時に火が通りやすいようにということでしょうか。
揚げ餃子の上には岩塩が振られています。
とっても柔らかな食感のあげ餃子です。
手作りで厚めの皮ならではの食感ですね。
塩加減も非常によく、ビールのお供に最高です。
元祖ぎょうざ苑の餃子はお取り寄せもできるとのこと。
極み餃子が、お店で出している餃子と同じものとのこと。
お手軽価格の神戸っこ餃子という通販専用の餃子もあって、こちらは楽天で1位になったこともあるようです。
久しぶりに食べた元祖ぎょうざ苑の餃子は、初めて食べた時よりも美味しく感じました。
この数年で、私も餃子の好みが変わってきたのかもしれないですね。
元祖ぎょうざ苑 (餃子 / 元町駅(阪神)、元町駅(JR)、旧居留地・大丸前駅)
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