東京餃子通信編集長の塚田です。
大森に新しい餃子専門店ができたというタレコミ情報をいただきまして、京浜東北線を大森駅で途中下車。
改札を出て商店街を歩いて行くと歩道の上に見事な「東京餃子軒」の看板を発見。
これは見逃す方が難しいですね。
お店の正面には「一餃入魂」と「No Gyoza No Life」のスローガンが掲げられています。
お店の雰囲気は居酒屋的な感じですね。
22時を回っていましたが、店内はかなり賑わっていました。
一人だったのでカウンター席に通されて、焼き場の目の前という特等席をゲットしました。
まずは生ビールを注文。生ビールはプレモルでした。
餃子がノーマルなやつとチーズ餃子の2種類があったので両方注文しました。
厨房の中にある餃子の焼き機が、一般のものと少し異なります。
餃子が5個つずつぐらい焼くのに調度良いスペースで小分けされていて、それぞれタイマーがセットされています。
焼き担当はアルバイトっぽい中国人女性でしたが、同時9台の焼き機を一人で扱っていました。
もしかしたら火加減も自動的に調節しているのかもしれません。
そしてこのハイテクそうな焼き機で焼かれた餃子がこちら。
どうですかこの仕上がり。
完璧じゃないですか。
焼き目にブレが出るのが餃子の難しいところですが、東京餃子軒では機械がそれを代替していました。
あまりの焼きの実力に感服です。
皮はやや厚めで弾力があります。
底面はカリカリに焼けているのが良いですね。
豚肉ベースの餡もジューシーではありますが、味付けのインパクトはやや薄めでした。
どうやらお店推奨の食べ方はタレを付けて食べるようでした。
そのまま食べた場合はあくまでも素材の味を楽しんでもらうため、餡の味付けで変に邪魔しないようにしているのかもしれません。
というわけで、ホールの山椒が入ったポン酢醤油と味噌ダレの2種類をセット。
まずは味噌ダレから。
私は神戸の味噌ダレ餃子が好きなので、これは好みに合いそう。
味噌ダレは濃厚な味付け。
これでこのお店の餃子は完成なのかもしれません。
ジューシーな豚肉餡と味噌ダレがよく合います。
ポン酢醤油に山椒というのもさっぱりしていてよかったのですが、ホールのままだと山椒の香りが少し弱かったかもしれません。
もう少しスーッとした感じを期待していました。
そしてもう一品のチーズ餃子。
チーズが餃子の上に乗って出てきました。
包まずに乗せるという発想は無かったですね。
上に乗っている方がチーズの味がダイレクとにわかるのでこれは意外と良いアイデアかもしれません。
ただチーズは焼面じゃなくて逆側にかけたほうが良かったのでは無いかと思いました。
ちなみにチーズ餃子はまだレギュラーメニューではない限定販売のメニューのようです。
プレモルと餃子2枚で1,000円ちょっとというのは、軽く餃子をつまみに呑んで帰るのに丁度良い価格ですね。
このリーズナブルな価格で餃子を提供できるのも、あの焼き機のおかげかもしれないですね。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
