東京餃子通信編集長の塚田です。
自由が丘にミスタージャイアンツこと長嶋茂雄さんもごひいきの老舗中国料理店があるというタレコミ情報を頂いたので、早速取材に行って来ました。
自由が丘には多くの中国料理店がありますが、中でも老舗中の老舗が「梅華」。
50年以上、自由が丘の地で中国料理店を営んでいるらしいです。
改札から徒歩1分程度の駅近くの小さな飲食店が立ち並ぶ飲食店街の一角で由緒正しい雰囲気を醸し出しているのが「梅華」です。
店頭のショーケースにはメニューのサンプルがずらりと並んでいます。
これだけキレイに保っているショーケースも珍しいですよね。
食品サンプルの出来もなかなか。
焼き餃子もうまそうです。
焼き餃子は一皿8こ入りで950円。
一皿の数も多いですが、餃子としては高めの価格設定です。
餃子だけ食べるのはもったいないと思い、素麺を注文。
ベーシックなラーメンです。
透き通ったスープにほうれん草とチャーシューと刻みネギのみのシンプルなトッピング。
すっきりとした味わいで飲んだあとにも良さそうです。
5分程遅れてメインディッシュの餃子の登場です。
大きめの餃子がドンと8個一皿に盛られています。
950円という高価格の餃子だけあって、迫力がありますね。
焼き具合も非常に良い感じです。
やや厚めで加水率の高そうなモチモチ皮に深いヒダを付けて包まれています。
焼面はパリッと、ヒダはモチっと。
非常にしっかりした皮で食感のアクセントがとてもよいです。
餡はしっかりと練り上げられた豚肉餡。
肉汁がビュッと飛び出るようなジューシーさではないのですが、豚肉の旨味が感じられます。
肉感はありますが油っこさがあまりないので、大きな餃子でも8個ペロリと食べられちゃいますね。
やや甘めの味付けで、店の雰囲気通りとても上品は味わいでした。
8個もあるので、後半は少し味の変化をつけるために酢醤油へ。
お酢を多めで7:3ぐらいのバランスが私的には丁度良さそうでした。
大衆中華料理店も好きなのですが、たまには落ち着いた雰囲気で餃子を食べるというのも良いですね。
ちょっとした記念日などに家族と来ても良いかもしれません。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
