東京餃子通信編集長の塚田です。
以前からずっと行きたいと思っていた神保町の「兵六」に、ようやく行くことができました。
「兵六」は創業昭和23年老舗酒場。
これまでも仕事終わりに何度か寄ろうと思って店の前まで行くことはあったのですが、タイミング悪く満席が何度か続いていました。
この日は22時少し前に店の近くを通ったので、店内をのぞいてみると、カウンターもテーブル席もあいています。
すでにラストオーダーが終わってしまったのかと恐る恐る暖簾をくぐると、ギリギリセーフ。
カウンターの真ん中の席に座ることができました。
店内には歴史を感じさせる小さなコの字型のカウンターがあり、常連さんと思しき型が店主と談笑しながら、お酒とつまみを楽しんでいます。
ラストオーダーが迫っているとのことだったので、急いで焼き餃子とビールを注文。
ビールはキリンラガーの大瓶です。
焼き餃子は少し時間がかかるということなので、つまみにオクラ納豆も注文。
こちらはすぐに出てきます。
オクラ納豆を食べながら餃子が焼きあがるのを待ちます。
しばらくして、念願の兵六の餃子が登場です。
数々の酒場ファンを魅了してきた焼き餃子です。
まずは見た目の美しさに驚きました。
薄めの皮を油多めでカリッとよく焼き気味に焼き上げられています。
餃子専門店でもここまで美しい焼き目にであえることは滅多にありません。
パリッととした薄皮の中には、ぶた肉とキャベツのバランスの良い餡が柔らかめに包まれていました。
キャベツは食感が感じられるようにやや荒刻み。
口の中でホロホロっと餡がバラけていくような、独特のやさしい食感です。
具材は非常にシンプルでニンニクも控えめ。
ニラは使われていない様子です。
あらかじめ酢醤油がセットされていたので、後半は酢醤油をつけていただきました。
お酢多めの酢醤油で、ラー油もかなり入っているのですが、あまり辛味よりもごま油の香りが際立つ感じのラー油です。
非常にさっぱりといただくことができました。
前評判は非常に高かったので、それなりに期待はしていたのですが、その期待を軽く超えてくれる素晴らしい餃子でした。
餃子専門店や中華料理店以外でも、美味しい餃子に出会えるのは嬉しいですね。
これを機会に、酒場の餃子をもう少し開拓してみたいと思いました。
美味しい餃子を出す酒場をご存知の方がいましたら、是非タレコミ情報よろしくお願いします!
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!

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