東京餃子通信編集長の塚田です。
以前からお店の存在は知っていたのですが、なかなか行く機会のなかった恵比寿の「67餃子」。
先日あらためてタレコミ情報をもらったので、初訪問をしてみました。
休前日は予約がとれないとのことで、直接19時過ぎにお店に向かうとなんと既に満席。
最近テレビや雑誌等によく出ているのでその影響かもしれません。
意外と回転もよく少し待つと店内に案内されました。
注文前にトイレに行くと、相撲の大入り袋がずらっと並んでいます。
67餃子の公式サイトによると、こちらのお店は元横綱の武蔵丸関がプロデュースしたお店なのだとか。
第67代横綱なので「67餃子」なのですね。
武蔵丸関が現役時代に九州場所で出会った鉄鍋餃子に感動し、67餃子の誕生につながったのだそうです。
それなら鉄鍋餃子を食べないわけには行かないと、まずは鉄鍋餃子(ニンニクあり)を注文。
焼きあがるに結構時間がかかるので他のツマミで時間を潰すこと15分程、鉄鍋にぎっしりと並んだカリカリの鉄鍋餃子が運ばれてきました。
たしかこちらで4人前だったと思います。
焼色がとても良いですね。
しっかりと油切りがされているのが素晴らしい。
東京に最近増えてきたなんちゃって鉄鍋餃子はべっとりと油っこい焼き上がりになっていることが多いのですが、焼き目がカリッとしているのが鉄鍋餃子の重要なポイントです。
鉄鍋の中にギュッと餃子が詰まっているので、隣同士くっついてしまうこともありますが、その際には2~3個までは一口で食べてしまいましょう。
無理に剥がそうとすると皮が破れてしまいます。
一口サイズの小さな餃子なので、2~3個であれば余裕です。
ただし、熱々なので火傷にはご注意を。
柚子胡椒がといてある専用の餃子ダレで食べるのがオススメです。
にんにくもしっかりと効いているので、一口サイズでもパンチがあります。
続いて豚骨スープで炊き込んだ炊き餃子。
炊き餃子も博多オリジナルの餃子の一つですね。
鍋の上にはどっさりとニラが乗っています。
もつ鍋のようですね。
締めにはプレミアム餃子の海鮮を焼きと茹でで注文。
焼きは小さめの鉄鍋で運ばれてきました。
プレミアム餃子は一口サイズではなく、一般的な餃子のサイズ。
羽根もキレイについています。
ひだも均一で、さらに圧着面が一本の線でつながっています。
肉汁を餃子の外に一滴も逃さないという包み手の強い意思が感じられますね。
ジューシーなベース餡に海老などの海鮮類が入っていています。
大きさだけでなく味についても。通常の鉄鍋餃子に比べてかなりプレミアム感が出ていました。
茹で餃子は1個単位で注文可能。
この日は3人だったので3個注文しました。
海老の入った海鮮餡は水餃子でも美味しいのですが、皮はつるっとしていて餡の強さにやや負けている感じがしました。
博多の鉄鍋餃子をよく研究したことが伺えるレベルの高い鉄鍋餃子でした。
写真を撮り忘れたのですが最後に食べた拌麺という汁なし麺もうまかったです。
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