東京餃子通信編集長の塚田です。
東大駒場キャンパスの近くに美味い餃子を食べさせる定食屋があるというタレコミ情報を入手したので、夜の駒場東大前駅にやって来ました。
東大のキャンパスとは駅の逆側にある商店街の中にお目当ての定食屋「菱田屋」はあります。
学生街で定食屋ということで、昭和感が溢れる定食屋さんのイメージをしていたのですが、実際の「菱田屋」はかなりモダンで明るい雰囲気のお店。
実はこの「菱田屋」は、20年ぐらい前までは東大構内でお弁当などを売っていた仕出し屋さんだったらしく、100年の歴史のあるお店なのだとか。
この日も満席で、時間は21時ぐらいだったのですが店の外で待つお客さんもいました。
待つこと15分程、カウンターの席があいたのでようやくお店の中に入れました。
店内には東大生と留学生のグループらしき国際色豊かな先客もいました。
こちらは定食メニューもさることながら、焼酎メニューを始めとして酒のメニューも充実。
居酒屋としても充分に使えるお店です。
焼酎も捨てがたかったのですが、この日はラジオ出演のあとだったので喉が乾いていたので、グビグビと飲みたかったのでホッピーを注文。
どういうわけか黒しかなかったので、普段白派なのですが黒をいただくことに。
すぐ出るものということで枝豆も頂きました。
枝豆とホッピーを食べながら、本日の注文を検討。
餃子は普通サイズが5個で350円、大皿は15個で500円。
価格設定が何だかおかしいですが、15個は超お得。
大皿に惹かれはしたものの、隣のお客さんあが食べていたサーモンフライがあまりにも美味しそうだったのでサーモンフライも単品でいただくことにしました。
というわけで餃子は5個を選択。
先に登場したのはサーモンフライ。
なかなかの迫力ではないですか。
学生街の定食屋だけあって、かなり盛りが大きいです。
フライ以外に野菜もたっぷり取れてバランスも良いですね。
分厚いサーモンフライにタルタルソースがたっぷりと。
このタルタルソースが食べたかったと言っても過言ではありません。
もちろんサーモンフライも美味でした。
続いて焼き餃子の登場。
焼きムラの少ない良い焼き目です。
この餃子が15個で500円は、いくらなんでも安すぎる気もしますね。
薄めの皮をつかった手包みの餃子です。
定食屋でメニューも豊富なのに、餃子を手作りにするというのはとても大変だと思います。
接着面を少なくして餡をたっぷりと包んでいます。
餡は豚肉がやや多めの配分。
豚肉は粗挽きで肉の食感が残っています。
野菜はニラとキャベツが中心で、ニラの香りがよく活かされています。
逆にニンニクはかなり控えめです。
ニラ好きの私には調度よいバランスです。
皮が薄めなので食感的には餡の存在感が強めの餃子です。
餡の味付けはあっさり目なので酢醤油には使ったほうが良さそうでした。
このあっさり目の味付けの餃子なので、タルタルソースが合うかもしれないと、タルタル餃子にも挑戦。
味的には悪く無い。
というか美味しかったです。
タルタルソースは正義ですね。
揚げ餃子にしてタルタルソースをかけると更に美味しくなりそうです。
餃子もサーモンフライもタルタルソースも全て高レベルのお店でした。
さすが100年間東大生の胃袋をガッツリと掴んでいるだけありますね。
学生街の定食屋と甘く見てましたが、コレは遠方からでもいく価値があると思います。
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