東京餃子通信の塚田です。
馬喰町に、餃子尽くしのコースをやっている店があるという噂を聞きまして、真偽を確かめるためにまずは一人で調査にきました。
馬喰町駅から徒歩2~3分の場所ですが、周りに飲食店があまりなく一軒だけポツンと営業している店がありました。
こちらが、この日の目的地「中華料理 帆」です。
店先に貼ってあるチラシには生ビールと角ハイボールが220円という記載が。
ハッピーアワーとかではなく、何時でもこの価格。
しかも第三のビールとかじゃなくてスーパードライ。
激安居酒屋ビックリの値段です。
店内に入って、焼き餃子とビールを注文。
ちゃんとスーパードライがきましたよ。
餃子が焼きあがるまでの間に、軽くつまめるものとして蒸鶏の冷菜を注文。
これがとても旨くて驚きます。量も前菜には充分すぎるだけ盛られています。
これで380円は超お得。
しばらくして焼き餃子が運ばれてきました。
こちらも一皿380円。
焼き目もちょうど良い感じ。
通常サイズよりも一回り大きめ。
前菜同様にボリューム感が結構あります。
むっちりした感じの皮は手延のような気がします。
まずは一口でいただきます。
第一印象は「皮が旨い」。
サクッとした焼き目とモチモチした食感のコントラストも絶妙なのですが、それ以上に皮の風味が良いです。
とても存在感のある皮でした。
餡も具材はシンプルですがジューシーで味付けも深みがあります。
豚肉とキャベツとネギが中心で、キャベツの甘味が上手く活かされています。
ニラなどの香味野菜は控えめ、ニンニクは使われてないようです。
皮の旨さを邪魔しないように、お酢と辛子で食べることにしました。
お酢とコショウと同様に、油をお酢が包み込んでくれて、料理本来の味が引き立つタレです。
もう一品ぐらい食べられそうだったので、今週のおすすめメニューを物色。
お手軽中華メニューの中に、アイスバインとか上海蟹とかちまきとか豚まんとか、気になるメニューが沢山あります。
その中に「エビとトマト両面焼きそば」というメニューがどうしても気になってしまい、餃子類ではなく、締めに焼きそばを頼んでしましました。
中華料理にトマトを使うことはよくありますが、はたしてどんな焼きそばなのでしょうか、、、
10分程して運ばれてきた焼きそばに驚愕します。
カリッと両面焼かれた焼きそばの上に鎮座するのは丸ごとトマト。
粉チーズが風味付けに掛かっています。
これは上海料理ではなくこの店のオリジナル料理とのこと。
海老はというと両面焼きにした麺が更に二層になっていて間に海老の餡掛けが挟まっているのです。
ものすごく手間のかかった焼きそばです。
このトマトと崩しながら、海老の餡掛けと混ぜて食べていくのですが、トマトの酸味がアクセントになっていて旨いの何のって、、、
ご主人の発想に驚かされます。
食事後に、肝心の餃子尽くしのコースについて確認して見たところ、事前予約をすれば実施できるとのこと。
次回は餃子コースで再訪したいと思います。
でも、上海蟹やアイスバインも食べたいなぁ。悩ましいところです。
追記:餃子コースについてこちらの記事をご覧ください。