東京餃子通信編集長の塚田です。
長年の宿題店として残っていた2店舗を開拓するため西武池袋線に乗って江古田駅へ。
勝手にもっと遠くにあるというイメージがあったのですが、池袋からものの数分。あっという間に江古田駅に到着しました。
江古田駅からまず最初に向かったのは「山東餃子本舗」。真っ赤な看板が目印。
とんねるずのきたなシュランなどメディアにも色々と出ている超有名店です。
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2号店もできたらしくそちらでは餃子以外のメニューも豊富にあるようです。
店内はカウンター席と奥にテーブル席が一つ。
きたなシュランの取得店だと聞いていたのである程度覚悟はしてたのですが、店内はとても清潔感があってキレイ。実は今年の2月に改装して内装を一新したのだとか。
きたなシュランの表彰状とトロフィーは奥の方に置いてありました。
焼き場がよく見えるカウンター席に座り餃子と水餃子を一つずつ注文。
オススメメニューのラム肉水餃子も気になったのですが、この日は一人で2軒回る予定だったのでラム肉水餃子は次回へのお楽しみにとっておくことにしました。
餃子が焼きあがるまではビールをチビチビと。
瓶ビールはスーパードライでした。
餃子は餃子鍋で焼かれるようです。
鉄の鍋で焼いた餃子はなんとなく美味しく感じるんですよね。気のせいだと思いますが。
餃子が焼かれていく様子を見ていると粉を溶いた水を大量に餃子鍋に流し込んでいました。
そうです山東餃子本舗の焼き餃子は羽根つき餃子なのです。
このように大きな羽根が餃子の周りを囲むように丸く付いています。
ここまで大きな羽根には滅多に出会えません。羽根の焼き色も素晴らしいですね。
あまりに大きな羽根なので裏側にも回ってみました。
このアングルからぎょうざの羽根を見ることはあまりないですよね。
手延べのモチっとした皮の質感とカリッとした羽根のコントラストがたまりません。
箸で餃子を持ち上げたものの羽根が大きすぎてこのままでは食べられません。
羽根をある程度食べてから餃子本体に臨みます。
手延べの皮を伸ばしながら真ん中包みをしています。
ぷっくりと餡がたっぷり入っているのがわかります。
厚目の皮の奥に濃い緑色が透けて見えます。ニラたっぷりの餡の予感。
もちもちカリカリの皮にかじりつくと中から肉汁がジュワッと。
そしてニラのとても良い香りが口の中に広がります。
シンプルな味付けですが、これは美味い。
味の調整は黒酢と醤油、唐辛子がたっぷり入ったラー油で行います。
黒酢とニラの相性って良いですよね。
黒酢をたっぷりとつけて餃子を食べると味わいが深くなります。
続いて水餃子。
餃子自体は焼きも水も同じものを使っている様子。
焼き餃子を食べた時点で、この皮と餡は水餃子により向いていると感じたので楽しみです。
もちもち皮とニラの香りが印象的です。
水餃子の方がさらにニラの香りが引き立つような気がしました。
黒酢との相性は焼き餃子以上。
水餃子こそ黒酢をたっぷりつけて食べて欲しいです。
大きな羽根の焼き餃子は見た目もよくとても美味しいのですが、水餃子はそれをしのぐ美味しさです。
山東餃子本舗に来たら是非水餃子を食べて欲しいですね。
池袋からすぐだということが分かったのでまた近いうちに再訪してラム水餃子にも挑戦したいと思います。
次回は2号店に行ってみようかな。