東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、といってももう2か月前になりますが関西出張のついでに阪神電車に乗って神戸の御影駅に行ってきました。
御影駅は三ノ宮のちょっと手前ぐらいにあるベットタウンです。
そんな御影駅にわざわざやってきたのは、この御影に日本一美味い最強の「餃子の王将」があるという情報を得たからです。
餃子の王将は、チェーン店でありながら各店舗がオリジナルのメニューやサービスを展開して特色を出しています。
日本一と称される「餃子の王将 御影店」の実力を実際に確かめてみたいと思います。
外観はいたって普通の餃子の王将ですね。特に変わったところはありません。
11時が開店時間なのですが、11時10分ぐらいにお店についたところ、先客が何人も店内にいました。
昼時や週末は行列必至という前情報もあながち間違いではなさそうです。
店内に入って餃子の焼き場が見えるカウンターの手前の席に座らせていただきました。
メニューは通常の餃子の王将と全く異なります。
そもそも冊子タイプの各店共通メニューが置いていないことに驚きます。
普通の中華料理店のようです。
セットメニューがいろいろと充実しています。
事前情報では焼きめしと天津飯が王将の中で別格に美味いとのことなのですが、両方食べるほどのお腹の余裕はありません。
そこで間をとって天津チャーハンを注文。
もちろん餃子の一枚注文しました。
待つこと数分。
先に天津チャーハンが運ばれてきました。
私が知っている餃子の王将の天津チャーハンと全く異なります。
東京の餃子の王将でも塩だれの天津飯や天津チャーハンを選ぶことはできますが、その違いは明らかです。
卵がふわっとしていますし、あんに卵白が溶かしてある様子。
卵の奥から発掘した焼きめしもちゃんと炊いたご飯からお店で作った焼きめしのようです。
絶妙に卵も絡まっています。
この焼きめしと卵にあんを絡めて食べるとこれが旨いのなんのって。
580円でこんな贅沢なものが食べられる喜びがこみ上げてきます。
続いて、焼き餃子の登場。
焼き方の指定はしていないのですがよく焼きに仕上がってきました。
しかも油でべとついた感じが全くないのがすごいですね。
更に、餃子の端の方がとがってきれいな三日月形になっています。
これはもしかしたら、御影店に限ってはセントラルキッチンではなく今でもお店で餃子を包んでいるのかもしれない!
一縷の望みを残しひだの確認を、、、
あぁ、、、残念!
御影店の餃子も機械包みに移行をしていました。
餃子を焼くときに成型をしてきれいな三日月型の焼き面を保っているようです。
そして、餃子の王将 御影店には通常の餃子のタレの他にオリジナルの味噌ダレが置いてあります。
流石神戸のお店です。
ただ、神戸市内でも味噌ダレを置いているお店はかなり限られています。
そしてラー油もオリジナルっぽいです。
下の方にニンニクっぽいものが沈んでいます。
ほとんど王将の本部から渡されるものは使っていないのかもしれませんね。
味噌ダレとラー油を調合してタレを完成が完成。
このタレをたっぷりと餃子につけて食べると、これがまた旨い。
餃子自体は全国どこでも同じ餃子の王将の餃子なのに、焼き方とタレだけでこれほど味に変化が出るのだから驚きます。
お店で餃子を包んでいた時は、さらにレベルが高かったのでしょうね。
日本一の噂はホンモノでした。
今回は、ある程度期待はして足を運んだのですが、その期待を軽く上回る旨さに驚きを隠せません。
「 餃子の王将はどこでも一緒でしょ」なんて思っている方は多いと思いますが、是非一度「餃子の王将 御影店」に足を運んでみてください。
私も神戸に来るときにはまた立ち寄りたいと思います。
餃子の王将 御影店 (餃子 / 御影駅(阪神)、住吉駅(阪神)、住吉駅(JR・六甲ライナー))
昼総合点★★★★★ 5.0