大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
さて、先日関西ローカルのTV番組に出演させて頂きました。その番組は…
朝日放送『キャスト』PM.4:58〜7:00(大阪6ch)
木曜レギュラーコーナー「なんでやねん!?」
2018年1月18日放送回の「日本では焼餃子が主流なの…なんでやねん!?」というテーマでの出演でした。
関西ローカル、夕方のニュース番組ということで生視聴が限られたかと思いますので、「大阪餃子通信」でも事後紹介をしておきます。今回のロケでは大阪弁天町「元祖 札幌や」さんにご協力を頂きました。
おおよその内容なんですが…
餃子は中国が本場で、水餃子がポピュラーです。
その由来を探ると…水餃子の発祥の地は中国でも北部の寒冷地で、そこは稲作には適さず伝統的に小麦を食べる食文化だったんです。
このため、もちもち肉厚の皮で、つるつる食感の温かい水餃子は主食として好まれました。
また焼餃子は残り物の水餃子を食べる際の調理方法だったので食卓ではご馳走にはならなかったようです。
そして戦後、満州から引き揚げて来られた方々により日本でも餃子が広まったのですが、既に日本では御飯が主食だった為、水餃子よりおかずとしての焼餃子の方が好まれ広く普及しました。
また、ニンニクやニラなどの香味野菜、ラー油などの香辛料は日本で焼餃子が広まっていく過程で、より御飯に合う餃子になる為に創意工夫されたものらしいです。
さて、今回のロケでABCの北村真平アナと訪問したお店は大阪弁天町「元祖 札幌や」さんです。
個人的に大阪ではかなり好きな餃子のお店です。
御店主である植田慶充さんは二代目で、親族で創業者の方は東京の「元祖 札幌や」本店にいらしたとのこと。
植田さんは、中国大連・上海、そして台湾と餃子の本場で修行され、東京の「元祖 札幌や」とは比べ物にならない拘りの餃子を大阪で作られています。
今年35歳、甘いルックスとは反して、餃子に関しては正に頑固職人ですね。
こちらの餃子には色々な秘技が詰まっているらしいです。
その一つとして、ラーメン屋ゆえ豚骨エキスが餡に隠し味として入っているとか…
このあたりは企業秘密らしいです(苦笑)。
あと、皮は焼餃子としては厚めでモチモチ、食べ応えがあります(大阪の餃子は薄めの皮が多い)。
そして、この餃子を更に美味しくするのが、テーブルに置かれている自家製ラー油です。
辛味だけではなく旨味もある絶品ラー油です。
これを御飯に掛けても美味しそう。
最近、「元祖 札幌や」さんの近所に「餃子の王将」さんが出店されたみたいですが、どうか自信を持って大手チェーンとも戦って貰いたいと思います。
応援しています。
「元祖 札幌や」
大阪市港区市岡1-4-23
06-6571-2866
11:30〜13:30/17:30〜22:30、月曜定休
ps. ABCの北村真平アナ(左)、そして札幌やの植田慶充店長(中)と記念撮影。久々のTVロケ、楽しかったです。ご両人、そして撮影クルーの方々、有り難うございました。
pps. 近年の「大阪餃子通信」のTV番組出演を挙げてみました。
しかし、このブ男…テレビには耐えられないな(苦笑)
■ YTV 読売テレビ
・「大阪ほんわかテレビ 〜昼ごはんでっせェ〜」
2015.03
■ ABC 朝日放送
・「ごきげん!ブランニュ 〜最後の晩餐〜」
2015.05
■ TVO テレビ大阪
・「ニュースリアル FRIDAY」
2016.02
MBS 毎日放送さん、KTV 関西テレビさんからの取材依頼もお待ちしております!!