大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
関西ユーチューバーのケニチさんによる西成のせんべろグルメのレポートが最近人気で、私もよくチェックしています。
ということで、今日は大阪西成の餃子で未開拓のお店をレポートします。
場所は今宮駅と新今宮駅の間を南下し鶴見橋商店街から細い路地に入った辺りにあります。
実はお店の道順に迷い電話をしたら、なんと迎えに来て下さいました…
その親切さに感謝です。
お店に入ると、店内は小綺麗な小料理屋さんといったイメージです。
カウンターに座り自己紹介をさせて頂いたら、「先日、TVのニュース番組に出られていましたよね?!」と問い掛けられ…
「はい、有り難うございます(照笑)」。
関西ローカルとはいえ、夕方のニュースの視聴率はかなりのもんです。
すぐに談笑モードとなりましたが、取り敢えず、ご自慢の餃子を注文します。
餃子が焼き上がるまで、再びお話をさせて頂きます。こちらのお店は仲の良い姉妹、姉の泉壽子さん(左)、妹の泉二三代さん(右)のお二人で切り盛りされています。
お店を始められたきっかけは、お二人のお父様が中華料理屋を営まれていましたが残念ながら閉店、その跡継ぎとして餃子・唐揚の専門店を開業されることになりました…
今から16年前のことです。
そして店名の「ん、」…
「ん」は終わりの文字ゆえ「ん。」となりますが、「ん、」とすると再び「あ」から始まる…
そんな思いを込めて命名されたとのことです。
そして奥のテーブル席の壁面を眺めると、数多くのサイン色紙が貼られています。
TV番組の取材もあったようで今では地元の人気店になっているようです。
楽しくお話していると、餃子が焼き上がり、目の前に運ばれて来ました。
小ぶりで可愛く、なんて丁寧に包まれた餃子でしょう。
女性の方が一つ一つ気持ちを込めて作られた餃子ですね。
一口頂くとサクサク食感の野菜の風味旨味が口の中いっぱい広がります。
そして、こんがりした焼き具合はビールにもライスにも抜群に合います。
この餃子なら私は5人前はいけますね。
こちらのお店には餃子の他にも家庭的なお惣菜がカウンターの大皿にあったり、常連さんからのリクエストに応えた裏メニューから定番化したモノなど、美味しそうな家庭料理が沢山あります。
次回訪問の際は是非頂きたいと思います。
愛想愛嬌の良いお二人に見送られてお店を後にしました。
ご馳走様でした。
「ん、」
大阪市西成区鶴見橋2-11-35
06-6568-7839
16:00〜22:00、日曜定休