東京餃子通信編集長の塚田です。
今回はタレコミ情報を元に渋谷にやってきました。
タレコミ情報の提供者は、神田の「80年代酒場 部室」店主の安野さん。
安野さんも自分でお店を始める前にかなりの数の餃子店を食べ歩いていた方なので信頼の置ける情報です。
目的のお店は渋谷駅からは徒歩10分ぐらい。
渋谷の東急本店の脇を神山町方面に進んでいくと「桂翡園」が見えてきました。
多彩中華と書かれているように中華料理全般を出すお店のようです。
桂翡園には自家製餃子が11種類もあるらしく、タイムサービス中は一皿450円が350円と100円引き。
11種類もあるのであればもう少し大人数で来ればよかったかもしれません。
店頭では猫の置物がお出迎え。
こちらのお店は店内に入っても壁の写真も置物もなぜか猫だらけです。
席についてサービスタイム中なのかを確認しようと思ったところ、メニューの上に書いてありました。
なんと23時までがサービスタイム。
ほぼ全営業時間サービスタイムですね。
桂翡園は場所柄深夜のお客さんも多いらしく深夜3時まで営業しており、深夜帯だけがサービスタイムから外れるようです。
サービスタイム中の餃子の提供条件もきまっており、ドリンクか他の料理一品を注文しないとサービスタイム料金は適用されません。
さらに一人2皿まで。
一人で来たことを改めて後悔します。
10種類の餃子も定番系からカレー味やレタスで包む餃子など様々な餃子が取り揃えられています。
ところで外の看板には11種類と書いてありましたが餃子メニューは10番まで。
もう一つはどこに行ったのでしょう?
ドリンクは紹興酒をロックで注文。
餃子は大葉入り餃子と水餃子を注文
まずは大葉入り餃子。
ひょうたん型の不思議な形をしたお皿に盛られてきました。
盛り付け方はかなり乱雑ですがカリッと強めの焼き加減に仕上がっています。
焼き面からもうっすらと濃い緑色の大葉が透けて見えます。
よく伸びそうな皮を使いたっぷりと餡を詰め込んでいるので、プックリと丸みを帯びた形になっています。
おそらく皮は自家製だと思われます。
もっちりした弾力のある皮の奥からは豚肉をたっぷりと贅沢に使った餡が隠れています。
ジュワッと肉汁がしみ出すとてもジューシーな餡と大葉の爽やかな香りの相性が抜群。
ジューシーなのにさっぱりと食べられます。
ニンニクは入っているようですが、それほど強くはありません。
続いてえび入り水餃子です。
もちもちの皮を使い真ん中にひだを寄せるちょっと変わった包み方です。
えびのプリプリっとした食感と甘みが印象的でした。
この餃子は焼いても蒸しても美味しそうです。
少しお腹に余裕があったので追加オーダーをすることに。
飲み物もなくなったのでハイボールに変更。
追加オーダーしたのは揚げ餃子。
レタスで巻いて食べるのが「桂翡園」独自の食べ方。
これは珍しいですね。
最初は揚げ餃子をレタスにつつまずそのまま食べてみました。
豆板醤で絡みを少しつけていただきます。
サクッとした食感の皮の中からは熱々の肉汁が染み出てきます。
餃子の形は少し不格好ですが味は確か。
ビールやハイボールなどによく合います。
続いておすすめのレタス巻き。
豆板醤をつけた揚げ餃子をレタスで巻きます。
これに酸味のあるチリソースつければ完成。
シャキシャキっとしたレタスとチリソースの酸味と辛味で揚げ餃子単体に比べるとかなりさっぱりした印象になります。
この食べ方は初めてでしたが、意外といけますね。
今回は一人で来たために3種類でお腹いっぱいになってしまいましたが、どれも美味しかったので他の餃子も是非食べてみたいものです。
次回は人数増やして全種類制覇を狙いたいですね。
多彩中華 桂翡園 渋谷店 (上海料理 / 神泉駅、代々木公園駅、渋谷駅)
夜総合点★★★★★ 5.0