東京餃子通信編集長の塚田です。
渋谷での仕事終わりに軽く飲んで帰ろうと東急百貨店本店近くにある「3・6・5酒場」に行ってみました。
「3・6・5酒場」は、甘太郎やラ・パウザなどを展開するコロワイドグループが新たに仕掛ける餃子居酒屋です。
昨年の2月に1号店の開店以来、池袋や千葉、所沢などに展開し、1年間で6店舗まで増えています。
前々から気になっていたのですが、なかなか機会がなく今回がようやくの初訪問です。
同じくコロワイドグループのやきとりセンターと同じフロアにお店があります。
低価格を売りにしているようで、生ビール190円、サワー150円〜を強くアピールしていました。
階段を下りていくとかなり広いフロアにお客さんがいっぱい。
活気がありますね。
満席だったのですが、ちょうど空いた席があったので待ち時間5分ほどで店内に入れました。
席についてとりあえず飲み物を注文。
ビールは発泡酒ではなくスーパードライ。
しかも中ジョッキ。
これで190円は破格ですね。
レモンチューハイも150円と激安です。
ソフトドリンクも190円。
緑茶や烏龍茶よりもレモンチューハイの方が安いというのだから驚き。
厨房の方を見ているとビールは自動注ぎ機で注がれていました。
細かいところで人件費削減する工夫をしているようですね。
メニューをチェックすると、なんとなく博多の居酒屋っぽい品揃え。
お通し制ではないとのことなので、すぐに出てきそうな酢モツを選択。
博多の定番おつまみです。
酢モツは一皿390円とビールに比べると激安価格ではないですが、お通し代を取られないことを考えると全然OKですね。
コリコリっとした食感のモツとポン酢の組み合わせが良かったです。
とりあえずの一皿にはちょうど良い。
続いて、3・6・5酒場名物料理の一つにあげられていたにら玉。
こちらも390円でした。
「にらとじ」という名前ではありませんでしたが、こちらも博多の屋台などでよく見かけますね。
ニラがたっぷり入っているのは良かったのですが、卵に完全に火が通っていたのは残念なところ。
若干トロッとした半熟部分が残っているのが良いんですけどね。
そして焼き餃子の登場。
鉄鍋餃子でした。
やはり博多を意識しているのでしょうか。
小ぶりな餃子が10個入りで450円。
居酒屋としてはかなり頑張った価格設定になっています。
鉄鍋の上でカリカリの揚げ焼き状態に仕上げています。
鉄鍋の上に油が多く残ってしまって、ややベタついているのは気になりましたが、焼き加減は良い感じです。
熱々に熱した鉄鍋の上でひっくり返しているので、ヒダ側にも焼き色がついています。
こちら側はパリッとした食感。
カリカリ、パリパリの皮の中にはしっかり餡が包まれていました。
下味は軽めにしてあります。
機械包みで冷凍されている餃子のようですが、ここまでカリカリ、パリパリに焼き上げるとあまり気にならないですね。
専用の餃子ダレと柚子胡椒が用意されていました。
鉄鍋餃子といえばこの食べ方ですよね。
餃子タレで味を調整しながらいただきます。
柚子胡椒の爽やかな香りも加わって、ビールがどんどん進みます。
隣の餃子とくっついてしまったらニコイチでいただきましょう。
一口サイズなので、2個ぐらいは軽く口の中に入ります。
ただし熱々なので、そこだけは気を付けましょう。
鉄鍋に乗っているので、長時間熱さが保たれています。
餃子を食べ始めるとビールの減るスピードも急激にアップ。
ビールを追加すると、餃子を食べるスピードもさらにアップ。
相乗効果で10個の餃子はあっという間に胃袋の中に消えて行きました。
ちなみに毎月3日、6日、5日は先着10名限定で大食いチャレンジができるそうです。
100個の餃子を20分で食べきれば無料&ビール・餃子無料券を獲得できるそうです。
このサイズの餃子だったら、熱ささえ克服できれば簡単にクリアできそうな気がします。
早食いに自信のある方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
鉄鍋餃子に酢モツ、ニラ玉、餃子にビールを2杯飲んでお会計は1600円ちょっと。
これは餃子の王将や大阪王将、ぎょうざの満洲、日高屋あたりと十分勝負できる価格設定ですね。
コロワイドが本気で餃子居酒屋に進出してきたことがうかがえますね。
今年は一気に多店舗展開してきそうな勢いを感じるので、今年はコロワイドの動向にも注視したいと思います。
鉄鍋餃子と190円生ビール3.6.5 渋谷センター街店 (居酒屋 / 神泉駅、渋谷駅)
夜総合点★★★★★ 5.0