東京餃子通信編集長の塚田です。
ラムチョップ専門店「ウルトラチョップ」オーナーの高岳さんが麻布十番に新たにGYOZA BARを出店すると聞き早速訪問してきました。
麻布十番駅から徒歩3分ほど。
それらしき看板が見えてきました。
「Chaozu!」
2月頭に開店したばかりなので、まだ胡蝶蘭が並んでいます。
店内はカウンター席とテーブル席が3卓。
小さなお店ですが明るくて開放感があります。
ワインと餃子を楽しめるお店を目指しているようで、特にスパークリングワインと餃子を合わせてほしいとのこと。
餃子は、
- 黒豚一口餃子
- 野菜一口餃子
- タマネギ餃子
- 鶏ガラスープで炊いた餃子
の4種類。
九州の餃子っぽいラインナップなので、お店にいた高岳さんに確認するとやはり九州から取り寄せている餃子とのこと。
ワインに合う餃子を全国から色々と探した結果、これらの餃子にたどり着いたそうです。
カヴァがお手頃価格だったのでとりあえずカヴァを。
シャンパンやワインも全般的にリーズナブルな価格設定でした。
黒豚餃子とたまねぎ餃子を注文し、カヴァを飲みながら焼き上がりを待ちます。
カウンター越しに見えるキッチンには2機の焼き機が設置してありました。
まずは黒豚餃子。
一口サイズの餃子が8個盛られてきます。
焼き加減はやや薄め。
小ぶりなサイズの餃子ですが、黒豚を使ったしっかりとした餡が入っているので意外と満足感はあり、タレをつけずにそのまま食べても十分な味付けです。
Chaozuでは、さらにワインと餃子を楽しめるようにタレを使ってアレンジをしています。
トリュフオイルをつけるとトリュフの香りが一気に攻めてきます。
これは赤ワインと合わせても良かったかも。
トリュフオイルの他にマスタードソースやベリーソースが用意されていました。
ベリーの甘酸っぱい感じが、意外にも餃子に合うのは発見でした。
続いてタマネギ餃子。
九州の餃子はキャベツや白菜とならんでタマネギををたくさん使うという傾向があります。
タマネギ餃子の焼き加減はちょうど良い感じですね。
黒豚餃子以上にミニサイズの一口餃子です。
タマネギ餃子もタレにつけても良いのですが、個人的にはこのまま食べてほしいです。
ニンニク不使用でタマネギの甘さで勝負をしている餃子です。
白ワインとの相性がよさそう。
博多のテムジンの餃子を思い出させるような餃子です。
そういえば新宿のハルチカにあったテムジン撤退しちゃったらしいですね。残念、、、
中州の屋台で食べる一口餃子も美味しいですが、麻布十番に来て盛り付けとつけダレで変身した一口餃子をワインで楽しむってのお洒落ですよね。
中州の屋台と麻布のワインバーのどちらでも活躍できる、餃子のユーティリティプレーヤーっぷりに改めて感心しました。
今回は、食べられなかったのですが、締めのトリュフ掛け天津飯も人気なんだとか。
店名がChaozuなので、どうしても天津飯を置きたかったらしいですよ。
それからお会計のタイミングで驚いたのですが、Chaozuは現金禁止です。
完全キャッシュレス。
クレジットカードやPayPay等での支払い限定です。
よくよく考えてみれば、現金が消えるとお店側の運営は楽になりますよね。