東京餃子通信編集長の塚田です。
先日築地で飲み会(餃子ではない)があった際に、同じ建物の1階にオープン間もない餃子店「中華料理 餃子屋」を発見。
餃子の名前を関しただけのいわゆる大陸系の中華居酒屋が多い中、この店は餃子のラインアップを見る限り期待できそう。
というわけで友人を誘って改めて「中華料理 餃子屋」を訪問してきました。
場所は日比谷線の築地駅と東銀座駅の間ぐらい。
ちょっと路地を入ったところで、建物の大規模修繕中なので地図があっても少しわかり難いので注意してください。
新規オープンのサービスとしてドリンクを割引価格で提供しているそうです。
いつまで実施しているのかは書かれていませんでした。
店内は1階と2階に分かれています。
今回は2名だったので1階のテーブル席。
2階は広そうで大人数での宴会でも使えそうです。
「餃子屋」という直球の店名を掲げているだけあって、餃子へのこだわりはかなりあるようです。
一点残念なのは、アルファベット表記にした際にはGYOUZAYAではなくGYOZAYAで行ってほしかった。
餃子メニューも豊富で、焼、水と小籠包にニラの焼餅もあります。
グランドメニューに載っていないオススメDUMPLINGも豊富。
海老ニラ焼餃子、蒸餃子各種、水餃子も数種類あります。
2名で全制覇は難しいので選択に悩みましたが、
- 特製パリパリ餃子
- ニラびん
- 水餃子
3種を選択しました。
オープン記念でお得なハイボールで乾杯。
餃子は手作りで時間がかかるとのことだったので、前菜に腸詰を注文。
豆板醤をちょっとつけて食べるとハイボールが進んじゃいます。
結局餃子の前にハイボールはお替り。
10分ほどしてパリパリ餃子の登場。
氷の結晶のような羽根がついた氷花餃子です。
小田原の氷花餃子ほどの美しさではないものの、なかなか良い感じに仕上がってます。
通常の羽根よりもカリッと仕上がっています。
私はこの羽根のつけ方がまだわからないのですが、ご存知の方いたら是非教えてください。
モチモチした皮の弾力と羽根のカリッとした食感、適度に焼けた焼き面のサクッとした軽い食感と、一口でいろんな食感が楽しめます。
焼き面を下にして食べた方が、変化が楽しめると思います。
皮はもちろん手延べ。
焼いても固くならず、かつ弾力もある丁度良い皮です。
がぶりとかぶりつくと、中には豚肉餡ではなくニラと卵の餡が包まれていました。
ちょっと予想外で驚きましたが、ニラと卵の餡にはあまり出会えないので嬉しいです。
肉が入っていないのに、旨味もジューシーさもかなりあります。
図らずもニラ卵餃子が食べられてラッキーと思ったのですが、ここで一つオーダーミスに気づきます。
次のニラびんも、餡はニラと卵のはず、、、
数ある餃子の中から、同じ餡のものを選んでしまいました。
店員さんに先に確認すればよかったですね。
餃子=豚肉餡という思い込みがどこかであったようです。
反省。
案の定、ニラびんが運ばれてきました。
かなり大きく、餡もたっぷり入っていて分厚く仕上がっています。
二枚の皮を合わせた縁の部分は開かないようにねじるように閉じてあります。
これまた丁寧なつくり。
皮の厚さも違いますし両面が焼かれているので、先ほどの氷花餃子とは食感は大分異なります。
とはいえ餡はニラと卵。
私はニラが好きなので良いのですが、同行した友人にはもう分けないことをしました。
ラストは白菜の水餃子。
手作り感のある水餃子が一皿に8個。
固すぎず適度な弾力のある皮。
餡はとてもジューシーでかつ白菜との比率もちょうど良く、ポイントをしっかり押さえた美味しい水餃子でした。
餃子の種類も豊富にありますし、それぞれの餃子も丁寧に作られた美味しい餃子でした。
後で調べたら御徒町に本店を構える中国東北料理の「珍味館」の系列店だったようです。
2階には個室や大部屋もあり、3580円でオーダー式の食べ飲み放題コースもあるようなので、餃子で大規模な宴会を行う際には便利そうですね。
中華居酒屋料理 餃子屋 (中華料理 / 築地駅、東銀座駅、築地市場駅)
夜総合点★★★★★ 5.0