東京餃子通信編集長の塚田です。
私は食べ歩きだけでなく、ちょくちょく自宅でも餃子づくりを行います。
我が家の餃子は以前マツコの知らない世界でも紹介させてもらったように白菜の漬物を使うのがポイント。
家庭でも簡単に作れるので、結構人気のレシピです。
白菜の漬物で美味しい餃子が作れるのだから他の漬物も試してみようと考え、今回は野沢菜の漬物を使った餃子「豚肉と野沢菜餃子」にチャレンジをしてみました。
「豚肉と野沢菜餃子」の材料はこちら(20~25個分)
- 豚ひき肉:200g
- 野沢菜:150g
- 中華スープの素(ペースト):小さじ2
- 醤油:大さじ1
- ごま油:小さじ1
- 紹興酒:小さじ1
- ショウガ汁:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 餃子の皮
豚ひき肉は、調味料を混ぜる前にボウルの中で良く練ります。
脂身と赤身が混ざって全体の色がピンクになり、粘り気が出てきたら調味料を混ぜます。
調味料は先に全部混ぜておくと便利です。
中華スープの素は、少量の水と電子レンジで温めると溶けて混ぜやすくなります。
豚肉を軽くもむようにして調味料が満遍なく混ざるようにします。
しっかり調味料が混ざったら冷蔵庫でしばらく寝かせます。
続いて野沢菜。
今回は市販の野沢菜の漬物を買ってきました。
塩気が強めだったので、水洗いをしてから軽く塩抜きをします。
呼び水と言って、水に少量の塩を入れると塩が抜けやすくなるらしいです。
30分ほどつけておけば十分。
野沢菜は粗めにカット。
茎の部分は細かめに、葉の部分は気持ち大きめにカットすると良いと思います。
カット野沢菜は水気を絞ります。
上級テクニックとして絞った水気を取っておいて餡に混ぜるというのもあります。
餡がジューシーに仕上がります。
寝かせておいた豚肉餡に野沢菜を混ぜれば餡の完成。
野沢菜を混ぜるときにはあまり強く混ぜないのがポイント。
強く混ぜてしまうと、後から野沢菜の汁気が出てきてしまい餡がべちょべちょになってしまうので注意しましょう。
あとは餃子を包んで焼くだけ。
包み方、焼き方はこちらを参照してください。
さて、今回も美味しそうに焼けました。
今回も皮はモランボンのもち粉入りの厚めの皮を使っています。
野沢菜の発酵による旨味が加わり、餃子の風味が増しています。
茎の部分のザクザク食感と、葉の部分の柔らかな食感の2種類が同時に楽しめるのは面白いですね。
豚肉も粗めのものも混ぜ込むと食感の変化が出て尚良いかもしれません。
野沢菜を使った餃子を使った結論としては、野沢菜は餃子にとても良く合う食材だという事がわかりました。
野沢菜だけで食感も風味も十分なので、他の野菜と混ぜる必要もなさそうです。
今回は餡は中華風の味付けにしましたが、和風出汁でベースの味付けを作っても良かったかもしれません。
とっても簡単に作れるので、是非ご家庭でも「豚肉と野沢菜餃子」をお試しください!
数はまだ少ないですが、こちらで他の餃子の作り方焼き方なども紹介しているのでご覧ください。