東京餃子通信編集長の塚田です。
「餃子は一龍」と「川ばた 中華喫茶店」で、それぞれ特徴のあるジャンボ餃子を楽しんできた町屋飲み歩きツアー。
お腹も結構ふくれてきたのですが、ラスト一軒ということで「浜作もんじゃ会館」に向かいました。
もんじゃ焼きというと月島が有名ですが、日暮里周辺ももんじゃ屋さんが多くあり「あらかわもんじゃ」として親しまれています。
かつて駄菓子屋で子供向けにもんじゃやきが提供されていたのが、その後のもんじゃやきの専門店につながっているそうです。
数多くあるあらかわもんじゃのお店の中でも「浜作もんじゃ会館」は、東京メトロのFind My Tokyo.にも登場する地元の老舗店。
創業50年を超えているそうです。
店内には年期の入った鉄板があります。
ビールをさんざん飲んできたので、ここでは梅干しサワー。
梅のさっぱりした香りでお口もお腹もリセット。
もんじゃの種類はたくさんあったのですが「餃子もんじゃ」なるものを発見。
せっかくなのでこちらを注文します。
もんじゃの種にひき肉、ニラ、ニンニクが大量投入。
もともとキャベツが入っているので、これを混ぜれば餃子の餡とほぼ同じ。
種をぐちゃぐちゃに混ぜて鉄板で焼きます。
以前「あわかわもんじゃは、土手を作らないのが流儀」と聞いたので真偽を確かめたところ、土手を作っても良いし、作らなくても良いし、好きなように食べたらよいということでした。
なので「あらかわもんじゃは、自由に食べるのが流儀」ってことなんですね。
だんだん焦げ目も出来て固まってきました。
ニラとニンニクがたくさん入っているので、香りは餃子に近いです。
小さなもんじゃ焼き用のへらを使って熱々に餃子もんじゃをいただきました。
香りは餃子でしたが、食べているとそれほど餃子感はありません。
確かに風味は餃子に近いのですが、やはり餃子は皮に包まれていてこそ餃子なんですね。
餃子風の料理としては非常に美味しく、また食べたいと思えるものでした。
この後、鴨ねぎの鉄板焼きなども少しつまんで、締めはデザート。
デザートも鉄板焼き。
こちらはあんず巻きとあんこ巻きがあり、今回はあんず巻きを選びました。
鉄板をキレイにしてから生地を流しいれ、上からあんずを並べます。
さらにコテを上手につかってこれを丸く巻いていきます。
だから「巻き」なんですね。
ちょっと厚めのクレープのような味。
生クリームとかは使っていないため、重くはなくあっさりと食べられます。
とはいえ、ここまででかなりおなか一杯になっていたので、一切れだけいただきました。
町屋の駅周辺だけで3軒を飲み歩き。
ジャンボ餃子2軒に締めは餃子もんじゃと、町屋の餃子を思いっきり満喫することができました。
案内人のbrax3さんによれば、町屋にはまだまだ町中華のお店など魅力的なお店がたくさんあるらしいので、また飲み歩きに来たいと思います。