東京餃子通信編集長。
前々回に引き続き大阪の餃子情報をレポートします。
ランチタイムに訪問したのは阪急茨木市駅の近くにある「雁飯店」。
以前、本家さんも取材をしていて気になっていたお店の一つでもあるのですが、、、
先日、クラウドファンディングで餃子専用ポン酢をつくるということで支援を募っていたのを見かけ、更に興味を持ち訪問に至りました。
茨木駅からは徒歩3分ぐらい。
創業50年の老舗店だけあり立派な店構えです。
1階は普通の町中華の様な雰囲気。
2階には本格的な宴会も可能な円卓の並んだ座敷部屋があります。
この隣にもう一部屋小規模な宴会用の部屋もありました。
焼餃子とこちらの名物料理っぽいニラ丼を注文しました。
ニラ好きなのでネーミングだけで興味津々。
丼は大中小を選べたのですが、この後もう一軒取材に行くために「小」を選択しました。
注文してからしばらくして餃子より先にニラ丼が運ばれてきました。
ご飯の上にひき肉、卵、タマネギ、もやしそしてニラがたっぷりと入ったあんが掛かっています。
ニラ玉ともちょっと違うんですよね。
濃い目味付けにニンニクとニラの風味ガッツリ聞いていてスタミナが付きそう。
夏バテ対策にちょうど良さそうですね。
この餡がかかった汁麺があっても良さそうです。
続いて焼き餃子の登場。
サイズは一般的な餃子が6個。
焼き面はカリッといい感じに焼けてます。
サクッと軽めに仕上がっています。
皮は厚めのモッチリしたタイプ。
厚さは1mmぐらいあるそうです。
モチモチ&カリッと食感の皮の中にはたっぷりの肉餡。
豚肉比率が高く、ラードも足して徹底的に練りこまれていて、とてもジューシーに仕上げています。
野菜は白菜、ニラ、キャベツも少々使っているそうです。
香味野菜は控えめで、豚肉の旨味や白菜の甘味を上手に活かした餃子です。
専用のタレが用意されていたのでこちらを使います。
例の専用ポン酢なのかと思い店主さんに聞いてみたのですが専用ポン酢はまだ開発中で、この秋に完成するそうです。
雁飯店の餃子は、下味が控えめなのでタレで味を調整すると更に美味しく食べられると思います。
専用のポン酢が出来上がれば楽しみ方がもっと広がりますね。
餃子の食べ歩きを続けるうちに、あんかけ類を見つけたらすべて餃子のタレとして試してみるという変な習慣ができてしまいました。
今回もニラ丼のあんを餃子にかけてみました。
このあんかけは、餃子の中身の餡と使われている材料はほぼ一緒。
外からはパンチの効いたニラあん。
モッチリした上質な皮を挟んで、中には豚肉の旨味がしっかりした本物の餡。
この食べ方は、お店の方は苦笑いするかもしれませんが私的には自信をもってお勧めできますので、機会があったら是非試してみてください。
ちなみに雁飯店では、通販で餃子の皮と餡を包む前の状態で販売する餃子パーティセットも販売しているようで、自宅で包みたての餃子を楽しむことができます。
包むのも餃子パーティの楽しみの一つですよね。
老舗でありながら餃子の魅力を広めるべく色々なチャレンジをする姿勢にはとても感銘を受けました。
今回はランチタイムの訪問だったので、次回は夜にゆっくり食事に伺いたいと思います。
雁飯店 (中華料理 / 茨木市駅)
昼総合点★★★★★ 5.0