師走の大阪に超話題の餃子店がオープンしました。
東梅田の地下街「ホワイティうめだ」のリニューアルに伴い、12月5日に開業開店したのが台湾の超人気老舗店「張記」の日本初上陸店です。
因みに関西で台湾料理といえば、神戸三宮にある「金山園」「梅春園」「愛愛」の御三家を思い浮かべますね。
さて、本国から進出してきた、こちら「張記」さんはいかなるものでしょうか。
期待を抱き早速訪問してみます。
月曜日だというのに地下街全体が賑わっています。
その中でも一際行列が伸びている店があります。
その先頭に目的のお店「張記」があります。
20分位行列で待ち、入店しカウンター端に独り座りました。
餃子専門店というよりは、異国の雰囲気が強い台湾風居酒屋ですね。
店内は女性客でにぎわっています。
台湾の力なのか餃子の力なのか。
元気の良いスタッフさんが、お勧めの料理と飲物を三点紹介してくれました。
では、それで…
と注文したのが「鍋貼 棒焼餃子」(290円)、「水餃子」(390円)、そして「青生ビール」(550円)。
メニューは豊富ですが、全体的に若干割高なイメージです。
待っている間、メニュー裏の店舗説明を見ると、現地台湾のオーナー張さんが作る餃子の特徴が書かれています。
日本の一般的な餃子と異なり、ニンニクは使用せず、黄ニラを使用し、臭みがなく甘味を出しているとのこと。
5分程で焼餃子が運ばれて来ました。
店内は満席ですが、調理時間は短くして回転率を上げているようです。
棒状で両端が少し開いている餃子です。
パリっと焼き上げられて美味しそうです。
タレは特製醤油ダレと、粘度と甘味が特徴の秘伝ダレ。
餃子は食感が良く、野菜の甘味を感じます。
サッパリした餃子だけに、断然個性のある秘伝ダレが合いました。
次に水餃子も運ばれて来ました。
ツルンとした口当たりの良い餃子です。
肉汁・野菜汁も豊かです。
どちらも美味しく頂きました。
ただ、近年の餃子ブームの中で棒状の餃子を出す店も増えてきており、本場台湾餃子に対するカルチャーショックは正直無かったです。
しかしながら、屋台の様な賑やかな店内で、丁寧な接客をされるお店ゆえ、安定した人気店になると思います。
最後にご挨拶して頂いた星名さん、ありがとうございました。