東京餃子通信編集長の塚田です。
帯広での講演前夜の現地スタッフの皆さんとの交流会。
一次会は「笑福」で、餃子をたっぷりいただきました。
スタッフの中のお一人から、もう一軒おすすめの餃子が食べられるお店があるという話をいただいたので、皆さんと餃子をハシゴすることにしました。
向かったのは「笑福」から車で10分ほどの「春香楼」。
おびひろ動物園のある緑ヶ丘公園の手前の住宅地の中にありました。
暖かい季節であれば帯広駅から歩けないこともないとは思いますが、冬は車が必要ですね。
看板には「薬膳料理」と書かれています。
これは楽しみです。
店に入るとガラスケースの中に薬膳料理に使われる様々な食材がずらりと並んでいました。
左中段のにょろりとしたものは、なんと虎のペニス。
恐らく餃子には使われないと思いますが、どうやって食べるんでしょうね。
2次会へは私を含めて5名で来ました。
円卓のある奥の個室に入ることができました。
中国料理を食べに来て円卓に座ると気分が上がりますね。
前菜を少々、そして焼餃子&水餃子を注文。
皆さんとの会話が盛り上がり前菜の写真を撮るのを忘れてしまいました。
前菜の後に来たのは焼餃子。
形は日本の焼餃子と同じく三日月形
サイズはやや大きめで、野菜のザクザク感の残る餡。
味付けがしっかりしていてほのかに香辛料が香ります。
薬膳料理専門店ゆえ、色々な生薬が混ぜ込まれているのでしょう。
続いて水餃子。
「笑福」に続いて、こちらも手延べ良い感じの皮です。
厚めの皮ですが柔らかめ。
モチモチ食感と小麦の味も感じられます。
餡は良く練りこまれた豚肉と野菜もたっぷり。
スープも練りこまれているのか、かなりジューシーです。
そして香辛料の複雑で身体に良さそうな香りがします。
店員さんに香酢をつけて食べるのを勧められたので、こちらも試してみました。
餃子の皮の味、そして餡の風味がしっかりしているので香酢の独特な香りにも負けません。
香りの相乗効果でより深い風味になった気がします。
この餃子はお勧め通りに香酢を使って食べた方がよさそうです。
帯広での餃子食べ歩きの2軒目も大満足。
地方都市のそして繁華街からも離れた住宅街の中で、こんな本格的な餃子に出会えるなんて素晴らしいですね。
こういうお店に出会えるのが餃子食べ歩きの醍醐味の一つなんだと改めて感じました。