東京餃子通信編集長の塚田です。
三重県伊勢の餃子の老舗店「美鈴」の餃子を通販で手に入れられるという事を知り注文したのが約10カ月前。
手作りにこだわっている餃子なので大量生産できないところに、テレビ番組などに取り上げられて多くの注文が来ている様子で発送までにかなり時間を要しているようです。
先日ようやく美鈴の餃子が送られてきました。
冷凍はされていますが、皮から手作りされているのが一目でわかる特徴的な形をしています。
同梱されていた「冷凍ぎょうざのおいしい焼き方」に従って早速焼いてみることにしました。
いつもの様にフライパンを使って焼きます。
焼く前に改めて餃子をチェック。
不揃いな感じですが、むしろそれが手作り感があって貴重です。
熱したフライパンに餃子を並べ熱湯を150cc投入。
付属の指示書には水と書いてありましたが、冷凍餃子には熱湯餃子を使った方が美味しく焼けます。
すぐにフタをして蒸し焼きにします。
お湯がなくなってきたらフタをあけて焼き目をつけていきます。
仕上げの段階で油を回し入れるとパリッときれいに焼き目がつけられます。
まあまあキレイに焼き上げることができました。
餃子のサイズは小さめですが、底面を大きくとっているので焼き目はつけやすいです。
手延べ皮の皮は薄めなのにモッチリした弾力があります。
ちなみにお店では、お客さんからの注文を受けてから皮伸ばしが始まるとのこと。
一度は伊勢まで足を運んでみる必要がありそうです。
餡はキャベツと白菜の野菜多めであっさり目の味付けなのですが旨味はしっかりしています。
材料を見ると肉に合挽肉を使い、豚だけでなく牛の旨味を足しているのがポイントの様です。
また、餡をじっくりと寝かせて旨味を凝縮させるという工夫もしているそうです。
パクパクと食べられる感じで、1パック25個は一人でも食べられちゃいますね。
専用のタレもついていたので、こちらも試してみます。
たまり醤油をベースにした美鈴オリジナルブレンドのタレ。
かなり濃いめに設定されたタレで、甘みも感じられます。
餃子にたっぷりとタレをつけて、、、
ライスにワンバウンド。
餃子もライスも美味しくなります。
タレをつけて食べると濃いめの味付けにはなりますが、ご飯のおかずにするにはこれ位の方が丁度良いのかもしれませんね。
自宅でも職人さんが手作りで作った餃子を食べられるというのは本当に贅沢なこと。
10か月待ちだとしても、また食べたいと思える美味しい餃子でした。
ただ、自宅でも頑張って美味しく焼いてみましたが、やはり現地でプロが焼いた餃子を食べるのが一番美味しいのは間違いありません。
お伊勢参りとセットにして「美鈴」を訪問してみたいですね。