東京餃子通信編集長の塚田です。
新年に今年訪れたい餃子店のリストを公開しましたが、3月に入ってようやくその中の一店舗を訪問することができました。
今回、訪問できたのは大阪の昭和町駅にある「餃子の店 もも」です。
地下鉄御堂筋線の昭和町駅から徒歩1分ぐらいでお店に到着。
暖簾をくぐって店内へ。
カウンターのみのこじんまりとしたお店です。
女将さんがお一人で切り盛りをされています。
入り口近くには食べログ百名店の額縁が置いてありました。
食べログ百名店の餃子版が公開されてから、初めての百名店の訪問なのかもしれません。
入り口近くのカウンター席に着席しメニューをチェックします。
餃子とビールをすぐに注文します。
「変なやっこ」というメニューが気になり聞いてみるとすぐに出せるということだったのでこちらも注文しました。
ビールをちびちび飲みながら餃子の焼き上がりを待ちます。
ちなみにこちらの生ビールはYEBISです。
お通しの大根サラダ。
さっぱり系のおつまみです。
続いて「変なやっこ」が登場。
一見すると小さめに切り分けられた冷奴なのですが、豆腐に見えたこの白いかたまりはなんとチーズ。
「やっこ」という言葉は、立方体に切られたものを全般的に指す言葉とのことで、チーズも立方体に切れば「やっこ」になるわけです。
これが結構おいしい。
簡単に作れそうだから家でやってみても良さそうです。
おまけで野菜スティックを出してくれました。
トマトはコチジャン漬けでややピリ辛。
ビールのつまみに良いですね。
豆苗のサラダの様なものもおまけで出してくれました。
粉チーズのドレッシング的なもので和えてあり若干イタリアンぽい感じ。
女将さんの創作料理らしいです。
色々と試しに作ったものを、おまけで出してくれているとのことでした。
いつ行っても、試作メニューが用意されているわけではない様なので、出してもらえたらラッキーぐらいに思っておくと良さそうです。
しばらくして餃子が焼き上がりました。
天平風のひとくち餃子をパリッと焼き上げてきます。
とてもいい色に焼きあがっていますね。
ほとんど焼きムラもないのが素晴らしいです。
餡の量は天平など他店の大阪ひとくち餃子に比べると、やや多めに入っている気がします。
餡は豚肉ベースに、ニラ、キャベツ。
歯ごたえを出すためにキクラゲも入っている様です。
餡の下味がしっかりしているのでタレが無くても十分に美味しい。
餡の食材の旨味を上手く活かしてますね。
天平のピリ辛なひとくち餃子も良いですが、もものひとくち餃子はちょっと方向性が違います。
この餃子はファンが付くのに納得です。
女将さんに塩をつけて食べても美味しいと教えてもらったので、野菜スティック用の塩を少々つけてみました。
ちょっとした味変になって良いかもしれません。
ちょっと辛味も欲しかったので、お酢+ラー油も試してみました。
辛味が入ると、なんとなくお酒がピッチが上がってしまいます。
百名店の名前に違わぬ、とても美味しい餃子が食べられて大満足。
料理上手の女将さんがちょっと出してくれるサービスメニューもどれも美味しかったです。
生活圏内にあったら、間違いなく通っちゃうお店だと思います。