東京餃子通信編集長の塚田です。
「東京ヴィーガン餃子」という植物素材だけで作ったお取り寄せ餃子があります。
お洒落なホームページで掲載記事も興味深く前々からその存在は知っていたものの、私自身はベジタリアンやヴィーガンではないこともあって、まだ食べたことはありませんでした。
先日、東京ヴィーガン餃子の製造・販売している会社の方から直接ご連絡をいただき試供品をお送りいただくことになりました。
お送りいただいた餃子はパッケージのデザインもピンク基調でかわいらしいですね。
袋を開けてみるとトレイにきれいに餃子が並んでいました。
お取り寄せ餃子としては珍しく加熱済み冷凍餃子のようです。
裏面の原材料をチェックすると、当然ながら動物由来の食品は入ってません。
肉の代わりに大豆ミートを使っている様です。
加熱済み冷凍餃子なので、賞味期限もかなり長めですね。
焼き方の手引きに従って、火にかけたフライパンに油を引いてから冷凍のままの餃子を並べます。
軽く焼き目がついたのを確認。
ここで水を少し投入して蓋を閉めます。
この餃子は一度火が通っているので蒸すための水はごくごく少なめで大丈夫です。
指示書には2mぐらい浸るぐらいと書かれていました。
蒸し焼き時間は3分ほど。
あとは焼き色を付ければ完成。
早く焼きあがるのは便利ですよね。
こんな感じにきれいに焼けました。
初めて焼いたのですがいい感じに仕上がっていますよね。
ビーガン餃子はカロリーも低そうなので一人で15個ぐらいは軽く食べられそう。
餃子たっぷりの餃子定食になりました。
サイズは通常サイズ。
皮はやや薄めで、弾力はそれほど強くありません。
餡はキャベツ中心で意外とキャベツのザクザク触感は残っていました。
味の軸になるのはキャベツと玉ねぎの甘さです。
ニンニクやニラなどの香りの強い香味野菜は使われていないのでしょうがの風味を強めに感じます。
肉類の代わりに使われている大豆ミートと強めの下味がうまく機能していて普通の餃子のような満足感は感じられます。
ご飯のおかずとして15個の餃子を食べたので、後半は酢醤油のたれをつけて味をさらに濃くして食べてみました。
ご飯との相性はとても良い餃子だと思います。
今回は欲張って一人で15個の餃子を食べてしまいましたが、本来であれば餃子一個でご飯をもっとたくさん食べられるパワーのある餃子だと思います。
私は熱いうちに餃子を完食しましたが、この餃子は肉を使っていないので冷めてもおいしく食べられるそうです。
餃子を食べたいベジタリアンの方やカロリーの気になる方にとっては、とてもお勧めできる餃子です。
何も聞かされずに食べたら肉を使っていないとは気づかないぐらいに良くできています。
世界に目を向けると様々な理由で動物由来の食品を食べることができない人たちも沢山いるので、ヴィーガン餃子は餃子のすそ野を広げてくれる大きな可能性を感じました。
一方で、個人的な感想としては私自身はベジタリアンではないので、肉を使った普通の餃子によせた餃子ではなく、野菜や穀物を主役にするからこそできる餃子を食べてみたいと思いました。
公式サイトによるとこの東京ヴィーガン餃子はバージョン1.0のベータ版とのことなので、今後の進化を見守りつつ応援したいと思います。
気になった方は公式サイトからお取り寄せができるのでぜひお試しください。
(終了時期はわかりませんが割引キャンペーン中のようです)