東京餃子通信編集長の塚田です。
お取り寄せ餃子ブームの影響かふるさと納税でも様々な餃子が選べるようになりましたね。
今回は北海道千歳市から「手打ち餃子 天のびろく」。
餃子3種のセットを返礼品として選びました。
「手打ち餃子 天のびろく」は、その名の通り自社工場でじっくりと熟成させた皮が特長の餃子専門店。
小麦にこだわり道内産の春よ恋という銘柄を使い、2段階に分けて熟成させるなど時間と手間をかけて皮づくりを行っています。
またその他の材料も、季節によって手に入らない野菜もあるそうですが、極力北海道産のものを使っているそうです。
地元の食材をたくさん使っていてふるさと納税に適した商品ですね。
ふるさと納税では3種類の餃子が届いたので順番に焼いてみました。
まずは「オリジナル」から。
ノーマルタイプの餃子で当店人気No.1の餃子とのこと。
箱の中には袋詰めにされた餃子が12個。
サイズは大きめです。
箱に書いてある焼き方をチェック。
火をかける前に餃子を並べること、餃子同士をくっつけないこと、強火で蒸し焼きにすること、あたりがポイントでしょうか。
20cmのフライパンで12個焼こうと思ったら餃子同士の間隔を十分に取れませんでした。
くっつかないようにこまめにフライパンを揺らしながら焼いたので、おそらく大丈夫でしょう。
5分蒸し焼きにしてから、油を足して仕上げていきます。
完成!
いい色に焼けましたね。
餃子同士もくっついていないようです。
皮がしっかりしているので焼き面もカリッとした良い触感に仕上がっています。
皮はやや厚めでモチモチっとした弾力が強め。
そして皮自体のおいしさを感じます。
これが天のびろくこだわりの皮なんですね。
餡は豚肉と野菜のバランスがよくとれています。
下味がしっかりついているのでタレ無しで十分美味しくいただけます。
ネギ油を使って味に深みを持たせているそうです。
酢コショウとの相性も良かったです。
お酢で余分な油を落として食べると、素材の味も感じられるようになるのでお試しください。
続いて「本格四川風麻婆餃子」。
ピリ辛の餃子の様です。
こちらは餡がやや赤みがかっていて皮から透けて見えます。
激辛餃子なのかと思いきや、程よいピリ辛風味。
豚肉ベースの餡に豆板醤や山椒を足してこの風味を出しているそうです。
豚肉と野菜の餡に加えて豆腐やきくらげなども入っているので、これは麻婆餃子ではなく麻婆豆腐餃子ですね。
ピリ辛風味がご飯にもビールにも合う餃子です。
ラストは「とかちマッシュ」。
とかちマッシュというのは十勝で栽培されている芳醇な香りが特長のマッシュルームです。
餃子の材料としてしいたけはよく使いますがマッシュルームの餃子は珍しいですね。
皮はプレーン餃子に使われている皮に少したまり醤油を風味付けをしているそうです。
皮の色も異なりますね。
焼きあがった段階でマッシュルームの香りが広がってきます。
とっても食欲がそそられる香りです。
餃子を口に入れるとマッシュルームの香りが鼻から抜けていきます。
以前、ポルチーニ茸を使った餃子を食べたことがありますが、それに近い印象があります。
餡の具材には豚肉の代わりに鶏肉を利用。
鶏肉の方が香りと旨味のつよいブラウンマッシュルームとの相性が良かったそうです。
タレでイタリアンな感じに近づけてみようと思いオリーブオイルと柚子胡椒を使ったタレと合わせてみました。
とかちマッシュとオリーブオイルの相性は抜群でした。
餃子の香りがしっかりしているので、色々なタレと合わせてみるのも楽しそうです。
3種どの餃子もこだわりが感じられる美味しい餃子でした。
中でもとかちマッシュは他ではなかなか食べられない餃子だと思います。
ふるさと納税じゃなくても通販サイトからお取り寄せもできるので、是非お試しください。