東京餃子通信編集長の塚田です。
2年ほど前になずな入りの上海ワンタンを食べに行った門前仲町の「オリエンタル酒場JILI」が、餃子とラーメン推しのお店にすべくメニューを一新したというタレコミ情報を得たので久しぶりに再訪してきました。
餃子はコロナ禍での休業期間中に半年かけて研究した成果とのことで滅茶苦茶楽しみです。
門前仲町駅の2番出口から裏に回るとすぐにお店に到着。
階段を2階まであがって店内へ入ります。
カウンター席に座ってメニューをチェック。
ガラッとメニュー構成が変わっています。
中華そばと餃子、そしてライスカレー。
せっかくなので焼・水餃子を3個ずつ、そして特製中華そばを注文しました。
まずは焼き餃子から。
カリカリに揚げ焼きにされています。
料理長が上海出身ということで、生煎包(焼き小籠包)をイメージしてこの餃子が完成したとのこと。
ひっくり返してみるとこんな感じ。
帽子型に包まれています。
皮はかなりしっかりとした厚手のものを使っています。
一個目はそのまま頂きました。
カリカリもちもちの皮の中には、豚肉たっぷりのジューシーな餡が包まれていました。
熱々の肉汁があふれてくるので注意が必要。
大量のスープが豚肉餡に練りこまれているそうです。
2個目からは香酢と自家製ラー油をつかった餃子ダレを使いました。
辛みも旨味もしっかりしたラー油です。
ジューシーな餃子に良く合います。
本当だったらここでビールをぐびっと飲みたいところですが、我慢です。
続いて水餃子。
餃子自体は焼き餃子と同じものです。
茹でた方が皮のモチモチ感が増している様に感じます。
水餃子は柚子胡椒をつけて食べるのがお勧めとのこと。
この柚子胡椒も、契約農家から取り寄せている特別な柚子胡椒らしいです。
とってもさわやかな香りがします。
モチモチっとした弾力の強い皮の中から焼き餃子と同様にジューシーな豚肉餡が登場。
焼き餃子に比較すると、よりモチモチ感が強く、豚肉そのものの旨味を強く感じます。
柚子胡椒との相性も抜群ですね。
食べ応えもあって主食としてもいけそうな餃子です。
餃子を焼きと水の3個ずつ食べた時点で、かなりお腹は膨れていたのですが締めの中華そば。
写真を撮り損ねてしまいましたが、極太の縮れ麺でこちらにも料理長のこだわりを感じます。
さっぱりしているけど、旨味たっぷりのスープ。
そしてチャーシューがめちゃくちゃ美味しい。
このチャーシューをつまみに呑みたいですね。
餃子も中華そばも他にはないオリジナリティあふれる逸品でした。
餃子は通信販売も考えているそうなので、遠方の方も要チェックですよ。