東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年末に発売されたBRUTUS「No. 929 餃子 ♡ 愛」で餃子キングダムの餃子王ことパラダイス山元さんがお勧めしていた黒木食鳥の「オトナの地鶏餃子」が宮崎県都農町のふるさと納税の返礼品として出ていたのでふるさと納税を行ってみました。
※2021年9月4日現在は停止中
みやざき地頭鶏の生産を行っている黒木食鳥が地鶏のおいしさを丸ごと包んだのがこの「オトナの地鶏餃子」。
粗挽き黒胡椒と赤柚子胡椒を使った2種類の餃子がセットになっています。
まずは粗びき黒胡椒の餃子から。
餃子の皮につぶつぶが見えます。
宮崎県産の小麦の全粒粉を使っているそうです。
フライパンごま油を引いて冷凍のままの餃子を円盤形に並べて焼きます。
餃子が若干開いているところは気になりますね。
熱湯を注ぎ入れて蒸し焼きに。
熱湯を入れるのは重要です。
フライパンの中の水分が完全になくなるまで蓋を取らずに蒸し焼きを続けます。
仕上げはごま油で香りづけをしながら、強火にして焼き色を付けていきます。
焼き色がついたら完成。
良い感じに焼けましたね。
ほぼ100点の焼き加減です。
歯ごたえの強い地鶏との相性を考えた全粒粉の厚めの皮。
ここまで歯ごたえがしっかりしている餃子も珍しいですね。
皮も地鶏の強さに負けてません。
胡椒の辛味もいい感じ。
ビールが飲みたくなる、まさにオトナ向けの餃子です。
パラダイス山元さんはライムに岩塩で食べるのを勧めていたのですが、我が家にはライムが無かったのでレモンで代用。
レモンと岩塩で食べると一気にさわやかな感じになりました。
柑橘系と地鶏の相性の良さを改めて実感しました。
続いて赤柚子胡椒を使った餃子。
赤柚子胡椒というのは、熟した黄色い柚子と熟した赤い唐辛子で作った柚子胡椒です。
緑の柚子胡椒は、熟す前の緑色の柚子と緑色の唐辛子を使います。
赤柚子胡椒の方が温かい料理に向いているらしいですね。
赤柚子胡椒の地鶏餃子もきれいに焼けました。
餃子から漏れてきた肉汁が赤くて辛そう。
ピリッとした辛味が刺激的。
黒胡椒の餃子よりも辛さという点では上を行きますね。
更に辛みを足すために豆板醤を付けて食べてみました。
食欲とお酒が促進される、これまたオトナ向けな餃子に仕上がりました。
鶏肉の餃子というとあっさりしているイメージがありましたが、旨味もしっかりしているし、味付けもスパイシーで満足度の高い餃子でした。
通信販売が近日中に始まるということですので「オトナの地鶏餃子」が気になる方はこまめにサイトをチェックしてみてください。