東京餃子通信編集長の塚田です。
3月末の大阪遠征のレポートはまだまだ続きます。
前回の「ペガサス餃子」に続いて、福島周辺の餃子店を訪問しました。
向かったのは生姜料理専門店「ぬくり」。
お取り寄せでは何度かこちらの「生姜ゴロゴロカミナリ餃子」を食べてはいるのですが、実際にお店に来るのは初めてです。
福島駅からは徒歩3分ぐらいの好立地の路面店。
お店の前には冷凍餃子などが購入できる自動販売機が設置されていました。
店内は席が広く落ち着いた雰囲気。
ゆったりと食事が楽しめそうな感じです。
高知の生姜をつかった様々な料理が楽しめるお店です。
餃子はお取り寄せで食べた一口サイズの餃子が基本。
以前、私がフジテレビの「めざましどようび」という番組のお取り寄せ餃子特集に出演させてもらった際にNEWSの増田貴久さんに、この餃子を紹介したところ大絶賛してもらったという思い出の餃子でもあります。
「生姜ゴロゴロカミナリ餃子」から「バームクーヘン豚と3種の貝の旨出汁餃子」に名前が変わっていました。
旨出汁餃子の食べ方をアレンジした「ねぎしそ餃子」と「バクダン餃子」、「揚げチーズ餃子」の3種類をオーダーしました。
ビールはプレミアム・モルツ。
お通しには生姜を添えたもずく酢。
餃子を待つ間に、生姜ミソで食べるスティック野菜をいただきました。
この生姜ミソがメチャ旨。
生野菜との相性が抜群でした。
冷奴とかにも合いそう。
ねぎしそ餃子の登場です。
一口餃子をしそで巻いて食べたり、青ネギを乗せて食べるというちょっと新しい食べ方。
こうやって見ると焼肉みたいですね。
まずは「バームクーヘン豚と3種の貝の旨出汁餃子」をそのまま頂きます。
パリッと両面を焼いてます。
餡にたっぷりごま油を練り込んでいて中からしみ出てくるので、焼く際には油をほとんど使う必要がないのだそうです。
一口サイズですが、餡は貝出汁の旨みたっぷり。
餡の味付けはかなり濃いめで存在感があります。
ゴロッと大きくカットされた生姜も良いアクセントになってますね。
名前は変わってもゴロゴロは健在でした。
広島の餃子のように青ネギをタレに入れて食べる地域もありますが、ネギを直接乗せて食べます。
ネギの香りと辛味が、この餃子とよく合います。
一味唐辛子とか使ってもう少しピリ辛にしたり、わさびなんかを使っても面白いかもしれません。
薬味としてつぶわさびも用意されていました。
続いて餃子のしそ巻き。
しそと一緒に食べると餃子の風味が一気に爽やかになります。
この食べ方もいいですね。
ラストは青ネギとしそのコンボ。
これも良かったです。
こちらは「揚げチーズ餃子」です。
餃子の皮を使ってますが、スペインのエンパナーダみたいな感じ。
ヒダを付けずに二つ折りした餃子の縁の部分をフォークか何かで潰して圧着しています。
白トリュフ塩を振っていただきました。
皮の中からたっぷりのチーズがとろっと出てきます。
これもお酒が進む餃子ですね。
ワインが欲しくなります。
ラストは「バクダン餃子」。
大きめで丸々とした珍しい形をした餃子です。
焼き面はありますが、焼く前は球体になるように作っているとのことです。
皮は手作りでかなりもっちりしています。
もっちりした皮の中には小籠包の様に肉汁たっぷりの餡が隠れていました。
熱々の肉汁がビュッと飛び出てくるので食べるのには細心の注意が必要。
小籠包同様、穴を空けてスープを吸ってから食べるというのも有りかもしれませんね。
一口餃子と揚げ餃子、まんまるのバクダン餃子と3種の餃子を食べ比べしましたが、餃子好きの店主さんのこだわりが感じられる餃子で美味しかったです。
今回は餃子のみの食べ比べでしたが、生姜をたっぷり使った鍋料理や、生姜と相性のよい鰹のたたきや馬刺しなど、お酒好きが喜びそうなメニューが沢山ありました。
次回は、大阪の知人を誘って色々と食べに来てみたいですね。