東京餃子通信編集長の塚田です。
まだまだ大阪遠征の餃子店レポートが続きます。
今回は前回同様「キッチン菜花実」とJR環状線の野田駅で出会った餃子店。
改札からは目の前の通りを渡るだけ、徒歩1分のところで「ラーメン・ギョーザ・たこやき」と魅力的なテントを掲げたお店を見つけてしまいました。
こちら「キラク」は中華料理店にたこやき店が併設されているような作り。
向かって左の入口には「中華キラク」という暖簾がかかっていて、右側には「たこ焼きキラク」とかかれた暖簾がかかっていてたこ焼き機が設置されています。
店内は改装が行われた後があり、かなりキレイな作り。
1階はカウンター席とテーブル席でコンパクトな感じですが、2階にはもう少し広いスペースがある様子でした。
カウンター席に座り、餃子とたこやきを注文。
たこやきは生ビールの大とのセットがあったのでこちらを選択しました。
壁のメニューを見るとおでんもあるじゃないですか。
この日は寒かったのでおでんも注文しました。
生ビールの大で一人で乾杯。
大ジョッキは重いですね。
餃子に先行してたこやきが焼き上がりました。
たこやきは常時焼いているようで、出てくるまでが速いですね。
7個入を注文したのですが1個焼きすぎて固くなってしまったとのことで、8個盛られて来ました。
外側をカリッと焼いたタイプのたこ焼き。
銀だこまでとは言わないですが、焼きはカリッと中身は熱々でトロッとした感じ。
もう少しふんわりした食感のたこ焼きを期待してましたが、これはこれで美味しいのでOK。
ビールのお供としては、こっちの方が合ってるのかもしれないですね。
続いておでん。
スジと大根とごぼ天。
どれも味がしみてて旨い。
年季が入った八角形のお皿も素敵ですね。
そしてメインディッシュの焼き餃子の登場です。
やや小さめの餃子が7個入り。
関西だと餃子1人前7個という店が結構あります。
餃子1人前の定番の個数も関東と関西では異なるのが面白いですね。
かなり薄めの皮を使ってますね。
包み方は異なりますが、小ぶりで薄皮で丸正系の餃子に近い感じです。
ネットリとよく練り込んである餡。
ニンニクがガッツリと効いていて、小ぶりな餃子なのにパンチのある餃子に仕上がっていました。
しばらくの間はニンニクの香りが残りそう。
次の日の仕事はリモートワーク中心だし、宿にもどっても一人なので問題なし。
専用の餃子タレにラー油をたっぷりと砂の部分まで入れちゃいました。
パンチの有る餃子なのでタレもコレぐらい強さがあっても負けません。
相乗効果でより旨くなる感じ。
気がつけば大ジョッキの生ビールは無くなっていました。
小さい餃子なのでニコイチで食べるとボリューム感がでて、贅沢な気分にもなれます。
私は丸正の餃子でもこの食べ方をよくやります。
熱々のたこ焼きとおでんと餃子が同時に楽しめる素敵な町中華店でした。
私が店の中で呑んでる間も、ご近所さんと思しきお客さんがひっきりなしにたこ焼きを買い求めに来てました。
野田の町には無くてはならない存在のお店なんでしょうね。
次回の大阪遠征(予定は決まってないけど)も野田に泊まることを決めたので、また寄らせてもらおうと思います。