東京餃子通信編集長の塚田です。
今回が大阪遠征の最後のレポートです。
帰りの新幹線に乗る前に梅田周辺で立ち寄れそうなお店を探索。
富国生命ビルの地下にある「サワダ飯店」を訪問してみることにしました。
こちら「サワダ飯店」は、2021年のミシュランひとつ星「中国菜エスサワダ」、ビブグルマン「中華バルサワダ」の姉妹店にあたる話題のお店。
ネオンサインの看板が目印です。
土曜日の夕方の17時ぐらいにうかがったところ、後ろに予約が入ってるので1時間ぐらいであればOKということでお店に入ることができました。
カジュアルな感じのお店ですが、来店する際には予約はしておいたほうが良さそうですね。
壁には、サワダ飯店の名物料理「鯖節担々麺」と並んで「多汁鍋貼」のネオンサイン。
肉汁たっぷりの焼き餃子ってことですよね。
軽めに済ませようと、餃子とよだれ鶏を注文。
焼き餃子は3個で450円。
写真は2個で、個数の修正シールが貼ってあるので、当初は2個450円だったのかもしれません。
台湾ビールを注文すると、アミューズとして豚バラ肉の豆鼓蒸しを出してくれました。
続いてよだれ鶏の登場。
ラー油の上にしっとりとした蒸し鶏とサワダ飯店オリジナルのナッツのタレ、パクチーが盛られています。
辛そうに見えますが、ラー油は辛さ控えめで、旨さ重視。
ビールのお供に丁度よいです。
このラー油は餃子にも使えそうなのでキープしておきました。
続いて餃子の登場。
焦げの一歩手前ぐらいのよく焼き。
やや焼き過ぎ感はあります。
一緒に酢コショウも一緒に出てきたのですが、コショウが少なすぎですね。
餃子の食べ方として酢コショウが広がるのは嬉しい反面、ちょっと複雑な気持ちになります。
皮はもっちり&焼き目はサクサク。
よく焼きにしても焼き目が固くならず軽い食感に仕上がっていました。
焼き餃子向きの良い皮ですね。
多汁鍋貼と有りましたが、肉汁ではなく野菜汁。
餡の味付けは甘めの調整で、野菜は絞りきらずに適度に食感が残っています。
香味野菜も香り日本の町中華の餃子に近いオーソドックスな感じでした。
オススメされたので酢コショウで食べてみましたが、このタイプの餃子は酢コショウはあまり向かないのではないかと思います。
このコショウの量だとコショウもあまり感じないのでお酢をタップリ付けて食べてる感じになりました。
辛味は欲しいので先程のよだれ鶏のラー油とナッツタレ、パクチーを流用させてもらいました。
正直なところ酢コショウよりもこちらのタレの方がこの餃子には合いますね。
コースじゃないと楽しめなミシュラン一つ星店の味をアラカルトで気軽に楽しめるってのは良いですね。
後で調べたらアミューズに通常メニューにない水餃子が出てくることもあるらしいので、そちらも食べてみたいと思いました。