東京餃子通信編集長の塚田です。
先週末プロ野球のセ・パ交流戦でDeNAベイスターズと西武ライオンズの試合がベルーナドームで開催されました。
ベルーナドームには羽つき餃子を出す店があるという情報を得ていたので、2年に1度のこの機会に調査に行ってきました。
ハマスタでも本格的な餃子を出していますが、餃子の交流戦はどちらに軍配があがるでしょうか?
東急東横線が副都心線を通じて西武線とも接続するようになったため、横浜方面から所沢へのアクセスは格段に良くなってました。
自宅から1時間半ぐらいでベルーナドームに到着。
この日は5月というのに30度まで気温が上昇したのですが、湿度があまりたかくなかったのでドームの中は意外と快適でした。
多くのベイスターズファンも横浜から応援に来ていました。
ベルーナドームではライト側がビジター応援席なんですね。
試合はライオンズが先制するものの、ベイスターズが2本のホームランで追いつくという熱い展開で終盤まで進みました。
さて肝心の餃子屋さんを探しに球場内を散策。
1塁側の通路を歩いていると大きく「餃子」書かれたタペストリーがかかった「餃子飯店こがね」を発見。
イチオシはこがね餃子。
円盤型の羽つき餃子です。
12個単位でシングル、ダブル、トリプルと最大36個まで用意されてました。
私はシングルとビールを注文しました。
ダブル、トリプルは円盤のサイズが大きくなるのか否かは確認忘れてしまいました。
餃子はフライパンや焼き機ではなく鉄板で焼いている様子でした。
注文をするとすぐに餃子が出てきます。
どうやら焼き置きをしている様子。
熱々ではありませんが、冷めている状態ではありませんでした。
たくさんのお客さんをさばかないといけないので、これは仕方ないですよね。
ベルーナドームには通路に球場に向かった立食用のスタンドが用意されていて、座席に戻らずに試合を観戦しながら食事をすることができます。
これは他の球場では見たことがない設備ですが、かなり便利ですね。
餃子は比較的ぎっしりと並べられているので羽根がつく余地があまり無いのですが、それでも餃子周辺に小さな羽根がついています。
焼き色は良い感じです。
球場のグリーンをバックにすると映えますね。
餃子同士の距離が近いのにその間に羽根の水溶き小麦粉を流し込んでいるので、若干ぶよぶよした感じになっていたのは要改善ポイントですね。
それでも球場という限られた設備で羽つき餃子を焼いて出しているのは頑張っていると思います。
ちなみにベイ餃子は、球場内に餃子専用の焼き機を大量に持ち込んで餃子を焼いているので、パリッと良い感じに焼けています。
味付けはかなり濃い目です。
ビールのつまみにはこの味の濃さはありなのですが、飽きも来るので1人で12個は多かったかもしれません。
円盤型じゃなくてかまわないので6個500円ぐらいの設定もあると良いかもしれません。
タレもついていたので付けてみましたが、元の餃子の味が十分に濃いのでちょい付けぐらいが良いですね。
タレを餃子にかけたり付けたりする前に餃子の味を確認して適量を見極める必要がありそうです。
試合は西武ライオンズ栗山選手のサヨナラホームランで劇的な幕切れでした。
餃子に関しては、設備や餃子自体へのこだわりの強さでベイ餃子に軍配が上がるかなというのが正直な感想でした。
とはいえ、羽つき餃子が球場メシとして楽しめるのはありがたいですね。
日本シリーズでの対戦が無ければ、次にベルーナドームに来るのは2年後になる予定です。
その間にこがねの餃子の進化も期待。
次の対戦を楽しみにしてます!