東京餃子通信の塚田です。
餃子の相棒といえば何を思い浮かべますか?
白米?
ラーメン?
チャーハン?
タンメン?
色々と候補はあがると思いますが、やはり「ビール」が最強なのではないでしょうか。
そんな、餃ビーをこよなく私にとって朗報が。
なんと餃子とクラフトビールが同時に楽しめるお店があるという情報をいただきました。
というわけで向かったのは中央線の阿佐ヶ谷駅。中央線沿線は餃子の人気店が集まる注目ラインです。
今回の目的地は、阿佐ヶ谷駅から徒歩数分のところにある「WASH1N TOKYO」。昨年10月に南阿佐ヶ谷にあった餃子専門店が移転を機会にクラフトビール推しの餃子店に転換したとのことです。
WASH1N TOKYO
アクセス:JR中央本線(東京-塩尻)阿佐ヶ谷駅西口 徒歩2分
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-34-15 1F(地図)
開放的で明るい雰囲気のお店です。
最近は、このように女性でも入りやすい雰囲気の餃子店が増えてますよね。
看板には可愛らしい餃子のロゴが。
1人だったのでカウンターの端っこに陣取ってまずはクラフトビールを物色。
あまりビールに詳しい訳ではないのですが、初めて見るビールばかり。
この日は、バレンタインデー直前だったので、バレンタインデー用の限定メニューも出ていました。
オッサンが1人での来店ではありましたが、あえてV.T限定品のチョコレートポーターを頼んでみました。
もちろん気になった餃子も複数オーダー。
餃子が焼き上がるのに少し時間がかかるとのことだったので、またまたバレンタイン限定のメニューを注文。
冷菜の3種盛りがやってきました。
ピクルスと、カルパッチョ、レバーパテ。
本当にここはギョーザ屋さんですか?
ちょっと気分がそわそわしてきてしまいます。
前菜に合わせてチョコレートポーターも登場!
パイントグラスが可愛いですね。
とてもコクのあるビールでした。
一杯目にはちょっと重かったかもしれませんが。
グラスに限らず、ちょっとした小物が可愛らしいのに感心しました。
例えば醤油差し。
ロゴの刻印入りです。
焼き上がる前に、前菜だけで一杯飲んでしまったので追加のビールをオーダーします。
今回は、焼き餃子に一番合うビールをお願いしたところ、志賀高原ビールの「苦いラガー」を推薦いただきました。
ホップの苦みが餃子にあうのだとか。
ここからが本番です。
最初にやってきたのは焼餃子(プレーン)。
焼き目はこんがりきつね色。
非常に良い焼き具合です。
薄めでかつ通常よりも一回り大きな皮を使っています。
この薄皮に餡がタップリ詰め込まれていました。
これは包むのが大変そう。
相当手間のかかっている餃子の様なので、大事にいただきたいと思います。
餡はざく切りのキャベツの食感が印象的です。
味付けもしっかりしているので、タレは付けなくても十分に美味しかったです。
タレ無しでも十分なのですが、豚肉に旨味を引き立てるのにお酢とラー油のみでいただいてみました、。
これも合いますね。より餡の味が鮮明になった気がします。
続いて、「ぷりぷり海老塩餃子」です。
塩餃子って塩の固まりのなかから餃子が出てくるのかと思ったのですが、そういうことではなさそうです。
見た目は焼き目のキレイな普通の餃子が出てきました。
塩おの秘密はここ。
この餃子は塩をつけて食べるのだそうです。
確かに、この餃子は塩に合います。
プレーンと同じく薄皮とざく切りの野菜のベース餡に大きな海老が入っていました。
海老の味を塩が引き立ててくれるのかもしれません。
ベースがしっかりしているので、余計な味付けはいりません。
薄皮のサクッとした向こう側に、ザクザクキャベツとプリプリ海老が隠れているという、食感をとっても意識した餃子でした。
最後にもう一つ、ビールに合いそうな餃子を見つけてしまいました。
赤いKITSUNEという揚げ餃子です。
チリポヨというのはWASH1Nオリジナルのものの様ですが、鶏胸肉のそぼろの辛煮込み。スパイスを多用しているとのこと。
当店でしか食べられないと書かれると注文せずにはいられませんね。
あげてる途中にちょっと中身が出てしまったのでしょうか?
揚げ餃子の見た目は今ひとつではありました。薄皮で揚げ餃子って難しそう。
明るい店の雰囲気に、クラフトビールと美味しい餃子、そして餃子以外のメニューも充実していてとても楽しめました。
ビールにしても、餃子にしても、一般の餃子店に比べると高めの価格設定ではあるので、長居をするというよりも、仕事帰りに軽く立ち寄って、ビール一杯に餃子で帰るというような使い方が良いのかもしれません。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!