店内は2人がけのテーブルが2席とカウンターのみのこじんまりした感じ。
最近流行のバルスタイルといえばバルスタイルだし、神戸などにある餃子専門店スタイルといえばそん感じもしなくもない雰囲気。
昨年末に開店したばかりとあって、店内は明るく清潔感もあります。
餃子を一通り注文して、焼き上がりまでの間はとりあえずビールでしのぎます。
プレミアムモルツといのも嬉しいですね。
餃子の焼き時間がかかるとのことなので、とりわさをツマミにまずは乾杯。
そうこうしているうちに焼き餃子が焼き上がりました。
こちらはノーマルタイプの焼き餃子。
普通の餃子よりも一回りぐらい大きなサイズです。
適度に焦げ目がついて良い感じに焼けています。
弾力のある皮の中には豚肉タップリのジューシーな餡が詰まっています。
ワインに合う肉っぽい餃子を目指したというだけあって、豚肉の旨味がしっかりと伝わる餃子でした。
続いてトリュフ餃子とフォアグラ餃子が控えているので、乾杯のビールから赤ワインに移行します。
こちらはトリュフ餃子。
とにかくトリュフの香りがスゴい。
これはクセになります。
そしてワインとの相性は抜群。
基本的に香りの強い食材は餃子に合うと思いますが、トリュフも合いますね。
これで680円という価格設定は非常にお得感があります。
餃子にトリュフを使うというのは、なかなか自宅ではできない贅沢。
この餃子を食べるためだけでも、花里に来る価値はあると思いました。
続いてフォアグラ餃子。
こちらは正直フォアグラ感はあまり感じられなかったのですが、普通の焼き餃子よりは確かにジューシーです。
先ほどのトリュフ餃子がインパクトが強かっただけに、印象として負けてしまったのかもしれません。
フォアグラ餃子はバルサミコのソースに付けていただきました。
このソースは非常に美味しいかったです。
続いて水餃子。
水餃子は皮の厚さからして焼き餃子とは異なっています。
皮の作り方を変えているところは、手作り皮ならでは。
モチモチした弾力のある美味しい皮でした。
水餃子の専用ダレも特徴があります。
中華街の水餃子の人気店「山東」のつけダレに近い感じの風味です。
締めに餃子鍋を注文しました。
カウンターに土鍋がやってきます。
野菜と鶏肉と餃子がタップリ入った水炊き風の鍋です。
ちなみに、こちらは2人前です。
餃子鍋はポン酢に付けていただきました。
同じ水餃子でも、食べ方が変わると大分印象が異なりますね。
とてもサッパリいただけました。
最後は鍋のスープを雑炊にして完食。ほぼ餃子だけで満腹になりました。
「餃子の花里」は神保町の老舗餃子専門店や中華料理店とは一線を画した、新しいタイプの餃子店でした。
ワインを始めとする美味しいお酒と本格的な餃子が同時に楽しめるのは魅力だと思います。
通勤経路上なので、帰宅途中にちょいちょい寄らせてもらおうと思います。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
