東京餃子通信編集長の塚田です。
今回が関西餃子ツアー最終回。
大阪餃子通信の本家特派員に大阪で食べておくべき餃子を尋ねたところ名前が上がったのが「丸正」。
以前、大阪餃子通信の記事でもまとめられていましたが、元々は住道にあった人気餃子店から派生をしていった大阪の一大勢力です。
困ったことに、住道の「丸正餃子店」の本店を始めとして、ランチ営業をやっているお店が少なく、ようやく見つけたのがこちら門真にある「中華丸正」。
大阪 中華丸正
アクセス:京阪本線古川橋駅 徒歩5分
住所:〒571-0039 大阪府門真市速見町5-5(地図)
「丸正餃子店」とののれん問題が和解成立し、最近、旧店名の「餃子の丸正」から「中華丸正」に店名を変えたとのことです。
「金太郎餃子」の名前の方が有名らしく、看板も店名よりも大きく金太郎餃子と書かれています。
店内へ入ろうかと思ったところ問題発生。
準備中の看板が、、、
事前情報では12時開店だったはず。
すでに12時を回っていますが、店内にはお客さんはいません、、、
なんと12時〜17時は、持ち帰りのみの営業でした。
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せっかくここまで来たので、お持ち帰り餃子を購入することにしました。
店内は、テーブルが3つとかなりこじんまりしています。
餃子は1人前7個で290円。
サイズが小さいようで、男性は5人前が標準らしいです。
金太郎餃子は揚げても美味しいとのこと。
金太郎餃子の特徴は「MILD229」。
青森県の特産のにんにくで、特殊製法でにんにくの悪臭を取り除いたものらしい。
にんにくの香りはするが、次の日には残らないという。
餃子の仕込み中だったらしく、焼きあがるのに15分ぐらいかかりましたが、ようやく丸正系の餃子と初対面です。
今回は控えめに2人前。
カリッとししたよく焼き気味の焼き目が美しい餃子がずらっと並んでいます。
大きさは一口サイズです。
つけダレと一緒に唐辛子ベースの薬味が入っていました。
これは中華丸正秘伝の調合がされているらしい。
餃子ダレもオリジナル。
はちみつが少し入っているらしいですが、それほど甘くありません。
餃子の皮はかなりの薄皮。
カリッとした焼き目の食感の奥からはふわっとした柔らかい餡が登場。
肉は少ない野菜中心餃子。
白菜ベースの餡で、玉ねぎの甘みも感じられます。
ニンニクはかなり強めに効いてます。
本当に翌日に残らないのか心配になるぐらいです。
薬味とタレをつけて食べるとうまい。
パクパクといくつでも食べられてしまいます。
14個なんてあっと言う間でしたね。
5人前が標準というのも納得です。
今回は、時間が合わなかったので持ち帰りになってしまいましたが、次回はお店で焼きたてを食べたいものです。
この餃子は絶対にビールに合うので、再訪時は餃ビーでいきたいと思います。
1泊2日の出張で、仕事の合間をぬっての関西餃子ツアーでしたが、合計5軒のお店を食べ歩くことができて大満足でした。
関西にはまだまだ美味しい餃子店が沢山あるようなので、次回の訪問が楽しみです。