東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年11月に開催された「ぴあ餃子博覧会2015 in 越谷」の会場で出会った餃子の中でも印象的に残った餃子の一つが羽根木餃子でした。
先日妻が梅ヶ丘に行くというので、お土産に羽根木餃子を買ってくるように依頼。
新装開店したばかりの店舗に行ってきてもらいました。
餃子博覧会では元祖ゴロゴロ肉の羽根木餃子のみでの出店でしたが、実は羽根木餃子にはとまと餃子やチーズ餃子など各種アレンジ餃子が多数あるのです。
いろんな種類が食べたいのでミックス焼き餃子セットを買ってきてもらいました。
5種類の餃子を2個ずつ並べて焼いたのですが、冷凍餃子の状態だと餡の具材の差は全くわからないですね。
皮が厚めなのでたっぷりのお湯を使って茹で蒸し状態にします。
しっかり蒸したあとでカリッと焼き目をつけて完成です。
今回はちょっと焼きムラができてしまいました。
火を通すと餡の中身が透けて多少は違いがわかりますね。
まずはほのかに赤くそまったとまと餃子からいただきました。
トマトが固まりで入っているのに驚きました。
お肉もゴロゴロ肉。ひき肉ではなくかなり大き目にチョップされています。
羽根木餃子は全般的に具材を大きい固まりで残すのが特徴ですね。
トマトの酸味が効いていて、塩麹で旨味を増した豚肉との相性も抜群。
トマトって餃子に合うんですよね。
続いてあっさり野菜たっぷり餃子。
こちらはゴロゴロ肉が入っていない野菜中心の餃子です。
少し細かい豚肉が入っているようです。
野菜のザクザクした食感がしっかりと残っています。
キャベツの他に玉ねぎ、人参などがたっぷり入っていました。
餡の味付けも悪くはないのですが、皮の存在感に野菜がやや負けている感はあります。
好みによると思いますが、野菜餃子で厚皮っていうのはバランスを取るのは難しいですよね。
続いて元祖羽根木餃子。
当店の基本となる餃子です。
これは餃子博覧会でも食べたので2回目。
ゴロゴロ豚肉とザクザクキャベツの食感ともちもちの厚皮のバランスがとても良いですね。
こちらは生姜ゴロゴロ餃子。
餡には高知産の生姜をふんだんに使われています。
見た目は通常の羽根木餃子とあまり変わらないのですが、食べ見ると生姜のインパクトがかなり強いです。
複数餃子の食べ比べの中で、お口直し的な役割も担っているのかもしれません。
ミックス焼き餃子セットのトリを務めたのはゴロゴロ肉しそ餃子。
こちらも羽根木餃子のベース餡にしそがたっぷり入っています。
肉っぽい餃子にはしその香りはとても良く合いますね。
続いて限定品えびクリーム餃子です。
餃子のサイズは他の餃子たちと変わりません。
餡はクリームシチューみたいな感じです。
野菜とえびとホワイトソース。
えびのプリプリした食感がとても印象的でした。
この餡を餃子に閉じ込めるというのは見事でですね
どの餃子も美味しかったですが、特にとまと餃子としそ餃子が私の好みに合っていました。
羽根木餃子は公式サイトからお取り寄せもできるようですがかなり時間がかかるようなので、早く食べたい方は梅ヶ丘まで足を運んだ方が良さそうです。
新店舗にはイートインのスペースもあるようなので、お店で焼きたてを食べることもできるようです。
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